1秒おきに電源ON/OFFを繰り返す 【電源部の回路図はなし】 ある日、FT-736の電源が入らなくなりました。 電源ボタンを押すと、「約1秒おきにON/OFFを繰り返す」という現象です。 とりあえず内蔵電源部を取り外し、外部電源から+13.8Vを入れてみます。 しっかりと動作するので、原因は内蔵のスイッチング電源部のようです。 いつもの感じでネット検索してみると、電解コンデン...
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ローカル局メリット改善 【トリプルバンドGP】 FT-736を修理しローカル各局との連絡用に使っていますが、50cm位のホイップを室内にちょこんと付けているだけなので、すこぶる電波が弱くBFです。 せめて外部アンテナをと思ったのですが、新たに部屋の壁を貫通する気にもなれず、ローカル各局に迷惑をかけながらも時は過ぎていきました。 ある日、サッシ窓を眺めていると排水口から細い同軸ケーブ...
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ボロボロ 【代替え品】 実用上は問題がなくなったFT-736ですが、作業している間にメーター照明のムギ球が切れました。 この際LED化しましょう。 パネルのツマミやスイッチボタンを外さなくても、ネジを緩めるだけで正面全体が90度傾くようになっており配線交換は容易です。 しかし構造的にメーターの下部から照らすようになっているため、明るくならないのが難点です。 ついでにフロン...
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ブロックダイアグラム 【送信機系統図】 PLLの修理も何とかなり、QSYしてきたFT-736は当局の貴重なリグとして居座りそうです。 やれやれといったところでしたが、ちょっとした疑問が残りました。 今回使用したサービスマニュアルのブロックダイアグラムで、430MHzの周波数関係が計算しても合わないのです。 念のため八重洲無線のサービスサイトからダウンロードした取扱説明...
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VCO回復 【実配線と回路図】 シャーシーから取り外した144MHz MAIN UNITの裏面です。 赤線で囲ったところが、シールド板を外したVCO部です。 早速、VCO発振のQ09(2SK192AGR)のソースにつながっているL10(0.68μH)の抵抗値を測って見ると300Ω以上あります。 単体で測っても同様です。 手持ちの部品箱を探してみると「1μHのインダクタ」があったので交...
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VCO樹脂の除去 【結局、基盤取り外し】 先ずはプリントパターンのにらめっこで上から見た部品配置と回路図を照合していきます。 分からないなりにもしつこく見ていると回路のポイントが何となく分かってきますので、各部の電圧を計りながら送受信テストを繰り返しました。 最初は「ザッ、ザッ」と間を空けた繰り返し雑音だったのが、「ギューンギューン」と高い音から低い音へと下がっていく連続雑音に...
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調整はスムーズ 【電波にノイズ?】 どうにかこうにか430MHzのPLLが復旧できました。 せっかくサービスマニュアルがあるので144MHzもちゃんと調整しておきたいと思います。 写真の調整ポイントを見ながら、回路図の位置と実物基板の位置を確認します。 144MHz PLL Sub Loop調整 1.TP04とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続 2.モード⇒CW ...
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PLLアンロック 【トリマ洗浄】 TX-UNITの送信動作は確認できたので、いよいよ430MHzPLLです。 ブロックダイヤグラムを見ても4種類のPLLで構成されており、年老いた田舎のラジオ少年には難解です。 最初に取得したサービスマニュアルは、どういう訳かA4縦のページ構成なのに横でPDF化されていました。 ページ内容が歪んで読めないところがあり、ちゃんとした調整ができ...
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共通ユニット 【13.790MHz】 サービスマニュアルを見ていくと、PLLの調整に関するページがあります。 各ユニットのテストポイントにオシロスコープやDCボルトメーター・RFボルトメーターを接続し、コイルやトリマを可変して設定電圧等に調整する手順が述べられています。 そしてユニット基板の写真図にTP・L・TCの位置が記されています。 FT-736の症状からPLLが怪しいと思い...
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直せたら使って 【にらめっこ】 数年前、ある局から「壊れているが直せたら使って」と「FT-736」がQSYしてきました。 無手勝流でPLL-ICやTRX-SWの石を交換し144MHzだけでも使える状態にしていましたが、あまりVUに興味がなくそのままにしていました。 最近になって、430MHzで連絡をとお声掛け頂きましたが、相手の電波は聞こえるのにこちらの電波が届きません。 やっぱり430M...
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