FT-736修理 その4【144MHzPLL】

<2015年09月26日>
調整はスムーズ

【電波にノイズ?】


144MHzユニット

 どうにかこうにか430MHzのPLLが復旧できました。
 せっかくサービスマニュアルがあるので144MHzもちゃんと調整しておきたいと思います。

 写真の調整ポイントを見ながら、回路図の位置と実物基板の位置を確認します。
 




144MHZ MAIN UNIT

144MHz PLL Sub Loop調整
  1.TP04とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
  2.モード⇒CW
  3.周波数⇒14x.0199MHz
  4.L19調整⇒4.2V
  5.周波数⇒14x.0200MHz
  6.DC確認⇒最少0.6V

 144MHz PLL VCXO調整-1
  1.TP03とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
  2.モード⇒CW
  3.周波数⇒14x.0199MHz
  4.L23調整⇒5.0V
  5.周波数⇒14x.0200MHz
  6.DC確認⇒最少1.0V

 144MHz PLL VCXO調整-2
  1.TP02とシャーシー間⇒オシロスコープ接続
  2.モード⇒CW
  3.周波数⇒14x.0200MHz
  4.T13~T16調整⇒maximum

 144MHz PLL Main Loop調整
  1.TP01とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
  2.モード⇒CW
  3.周波数⇒ローエッジ(140.0000MHz)
  4.L09調整⇒2.0V
  5.周波数⇒ハイエッジ(145.9999MHz)
  6.DC確認⇒3.0V


 PLL VCO

 一応FT-736とハンディ機とで送受信確認を行います。
 前回の430MHzの時と違って周波数はちゃんと合っているし送信パワーも十分、受信感度も良好です。

 これで一件落着と思いきや、何か変です。
 「ブツッブツッ」とノイズが聞こえてきます。
 FT-736送信⇒ハンディ機受信
 ハンディ機送信⇒FT-736受信
 送信音・受信音ともに、雑音が乗っています。

 うーん、ここから悩みが始まりました。(汗)






 

 
 

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