FT-736修理 その8【スイッチクッション】

<2015年11月03日>
ボロボロ

【代替え品】


フロント部
 実用上は問題がなくなったFT-736ですが、作業している間にメーター照明のムギ球が切れました。
 この際LED化しましょう。
 パネルのツマミやスイッチボタンを外さなくても、ネジを緩めるだけで正面全体が90度傾くようになっており配線交換は容易です。
 



LED化
 しかし構造的にメーターの下部から照らすようになっているため、明るくならないのが難点です。




ツマミ・ボタン
 ついでにフロントパネルを外してみると、スイッチボタンのクッションがボロボロと剥がれてきました。
 "あっ開けなければ良かった"と思いましたが後の祭り。
 仕方がないので、ツマミとボタン、パネルを洗って汚れを落とします。



代替え品
 ホームセンターで代替えになりそうなものを探し、厚みとクッション性が違う2種類を試してみることにしました。
   「ウレタンフォーム」
   ⇒柔らかい・厚み10mm
   「サッシ枠用断熱テープ」
   ⇒硬め・厚み3mm
 


基盤側
 最初はネット上の修理写真を真似てシャーシー基盤側にクッションを入れましたが、スイッチのストローク加減がぐらぐらし安定しません。



パネル側
 サービスマニュアルをよーく見るとパネル裏側にスイッチボタンを保持する枠があるのですが、今回開いたときにそれらしきものはありませんでした。
 スイッチボタンの形状により代替え品を使い分け、現物合わせでカッターと小型ニッパで加工しました。



サービスマニュアル

 けっこう手間がかかりましたが、今度はスイッチのストローク加減も良くなりました。


【追伸】
 修理と並行してFT-736Mの変更申請(「取替」)の手続きをしていましたが、新しい無線局免許状が東海総合通信局より届きました。
 保証願書から2週間という迅速な事務処理でした。


 

 
 

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