PLLアンロック
【トリマ洗浄】

TX-UNITの送信動作は確認できたので、いよいよ430MHzPLLです。
ブロックダイヤグラムを見ても4種類のPLLで構成されており、年老いた田舎のラジオ少年には難解です。
最初に取得したサービスマニュアルは、どういう訳かA4縦のページ構成なのに横でPDF化されていました。
ページ内容が歪んで読めないところがあり、ちゃんとした調整ができず症状は改善されませんでした。(本当は未熟なため)
気を取り直して再度ネット検索。
運よくA4縦でしっかり読めるPDFが入手できたのでリトライです。

シャーシー右側にあるのは430MHz PLL UNITです。
そのケースには丸い穴が開けてあり、シールドを外さなくても調整できるのだと思いますが、よく分からないので中を開けることにします。
リード線が切れたりしないように慎重に外します。
リトライの前に写真の調整ポイントを見ながら、回路図の位置と実物基板の位置を確認します。

430MHz PLL Sub Loop調整(430MHz PLL UNIT)
1.TP01とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒4xx.0199MHz
4.L04調整⇒DC4.2V
5.周波数⇒4xx.0200MHz
6.DC確認⇒最少DC0.6V
430MHz PLL VCXO調整(430MHz PLL UNIT)
1.R17とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒4xx.0199MHz
4.L16調整⇒DC6.5V
5.周波数⇒4xx.0200MHz
6.DC確認⇒最少DC1.0V

PLL調整用のDCボルトメーターです。

430MHz 2nd Local調整(430MHz Local UNIT)
1.R12とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒FM受信
3.周波数⇒バンド中央(435.0000MHz)
4.TC01調整⇒DC5.0V

430MHz PLL Main Loop調整(430MHz RF UNIT)
1.TP01とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒ハイエッジ(439.9999MHz)
4.TC01調整⇒DC4.0V
5.周波数⇒ローエッジ(430.0000MHz)
6.DC確認⇒最少DC1.0V

再度の調整により症状は改善されたかに見えましたが、どうも動作が安定しません。(汗)
かなり考え込みましたが、個々の部品を疑う前に機械的構造をチェックです。
リード線コネクタ(たたく・引っ張る?)
RF接続コネクタの汚れ落とし。
Main VCOのプリントパターンLの錆落とし。
Main VCOのTC01洗浄。
2nd LocalのTC01洗浄。
これらで動作が安定しました。
一番の原因は430MHz LOCAL UNIT(2nd Local)基盤のTC01トリマの不良でした。
LOCAL UNITは基盤露出なので汚れがひどかったものと思われます。(他のVCOは個別のシールドケース内にあります。)
交換部品がないので無水アルコールで丁寧に拭きました。
その後エージングしながら動作チェックしていますが、今のところ安定しています。(あーうれしや)
【トリマ洗浄】

TX-UNITの送信動作は確認できたので、いよいよ430MHzPLLです。
ブロックダイヤグラムを見ても4種類のPLLで構成されており、年老いた田舎のラジオ少年には難解です。
最初に取得したサービスマニュアルは、どういう訳かA4縦のページ構成なのに横でPDF化されていました。
ページ内容が歪んで読めないところがあり、ちゃんとした調整ができず症状は改善されませんでした。(本当は未熟なため)
気を取り直して再度ネット検索。
運よくA4縦でしっかり読めるPDFが入手できたのでリトライです。

シャーシー右側にあるのは430MHz PLL UNITです。
そのケースには丸い穴が開けてあり、シールドを外さなくても調整できるのだと思いますが、よく分からないので中を開けることにします。
リード線が切れたりしないように慎重に外します。
リトライの前に写真の調整ポイントを見ながら、回路図の位置と実物基板の位置を確認します。

430MHz PLL Sub Loop調整(430MHz PLL UNIT)
1.TP01とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒4xx.0199MHz
4.L04調整⇒DC4.2V
5.周波数⇒4xx.0200MHz
6.DC確認⇒最少DC0.6V
430MHz PLL VCXO調整(430MHz PLL UNIT)
1.R17とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒4xx.0199MHz
4.L16調整⇒DC6.5V
5.周波数⇒4xx.0200MHz
6.DC確認⇒最少DC1.0V

PLL調整用のDCボルトメーターです。

430MHz 2nd Local調整(430MHz Local UNIT)
1.R12とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒FM受信
3.周波数⇒バンド中央(435.0000MHz)
4.TC01調整⇒DC5.0V

430MHz PLL Main Loop調整(430MHz RF UNIT)
1.TP01とシャーシー間⇒DCボルトメーター接続
2.モード⇒CW受信
3.周波数⇒ハイエッジ(439.9999MHz)
4.TC01調整⇒DC4.0V
5.周波数⇒ローエッジ(430.0000MHz)
6.DC確認⇒最少DC1.0V

再度の調整により症状は改善されたかに見えましたが、どうも動作が安定しません。(汗)
かなり考え込みましたが、個々の部品を疑う前に機械的構造をチェックです。
リード線コネクタ(たたく・引っ張る?)
RF接続コネクタの汚れ落とし。
Main VCOのプリントパターンLの錆落とし。
Main VCOのTC01洗浄。
2nd LocalのTC01洗浄。
これらで動作が安定しました。
一番の原因は430MHz LOCAL UNIT(2nd Local)基盤のTC01トリマの不良でした。
LOCAL UNITは基盤露出なので汚れがひどかったものと思われます。(他のVCOは個別のシールドケース内にあります。)
交換部品がないので無水アルコールで丁寧に拭きました。
その後エージングしながら動作チェックしていますが、今のところ安定しています。(あーうれしや)
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