FT-736修理 その9【サッシすき間ケーブル】

<2016年08月12日>
ローカル局メリット改善

【トリプルバンドGP】


サッシすき間
 FT-736を修理しローカル各局との連絡用に使っていますが、50cm位のホイップを室内にちょこんと付けているだけなので、すこぶる電波が弱くBFです。

 せめて外部アンテナをと思ったのですが、新たに部屋の壁を貫通する気にもなれず、ローカル各局に迷惑をかけながらも時は過ぎていきました。

 ある日、サッシ窓を眺めていると排水口から細い同軸ケーブルなら外へ出せそうなことに気が付きました。
 サッシ窓そのものが雨ざらしではないため、排水口利用のすき間ケーブル中継を作ることにしました。




すき間ケーブル中継
 430MHzでの損失も気になるところですが、室内ホイップよりは改善されるでしょうし、高額な市販のすき間ケーブルより安く済みます。

 サッシ排水口に「1.5D-QEV」を通し、壁の外側にアンテナからの同軸ケーブルを接続する中継BOXを取り付けました。


トリプレクサー
 この際、FT-736は4バンドなので50/144/430MHz帯トリプルバンドGPを設置することにしました。

 久しぶりにアンテナアナライザー「DELICA AZ1」を持ち出し、トリプレクサーやコネクタ半田付け後の同軸ケーブル配線の確認をしました。



GPラジアル調整
 手に入れたGPは144/430MHzは無調整ですが、50MHzだけはラジアル長の調整が必要です。

 本GPはSWR2.0の範囲が1MHz幅なので、帯域の中心を50.5MHzになるようDERICA AZ-1で調整しました。
 
 

GP&CQ
 取りあえず波が出る程度の設備ですが、一応3バンド増えました。
 その日の夜、ローカルOMがOnAirされていたので50MHzへQSY。
 1st50MHzは、久しぶりにNewBandの気分でした。(Hi)
 FT-736もSSBで動作していることが確認できFBです。

 今までよりは、ローカル各局に迷惑をかけずに済むと思います。(あーうれしや!!)
 それにしても猛暑日の屋根の上は本当に暑かった。(汗)




 

 
 

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