定電圧電源 その10【ダイアモンド GSV-3000 室温30℃超えで、自動電源OFFしなくなった】

<2022年07月01日>
「サーモスイッチによる空冷ファンOFFディレイ」が働き放し

【サーモスイッチを40℃から50℃に交換】


 先ずは、6月21日夏至 室温28.5℃の覚え話です。

 室内温度の影響が顕著になり、GSV-3000の電源スイッチをOFFにしても「サーモスイッチによる空冷ファンOFFディレイ」が働き放しで、自動電源OFFしなくなりました。

 GSV-3000の内部温度が十分下がりきらず、サーモスイッチが完全OFFにならないので、対策としてサーモスイッチの取付位置を熱源であるブリッジダイオードから遠ざけたところ、OFF動作となり自動的に電源が落ちるようになりました。

FANoffディレイ
 ところがところが、6月中に梅雨が明けるという事態になって、室温が連日の30℃超えとなり、GSV-3000の内部は増々高温になっています。

 内部温度上昇と共に、前記の対策ではサーモスイッチは完全offにならず、GSV-3000の電源が入りっ放しという事態となり、結局ACコンセントを抜く羽目に陥りました。(汗!!)


坂口電熱サーモスイッチ

 故障の要因となっていたブリッジダイオードは日本製に替えてあり、+30℃のマージンがあるので、空冷ファンoffディレイの動作温度を+10℃上げることにします。

 早速、坂口電熱にサーモスイッチ50℃を電話発注したところ翌日には届きました。(早っ)



ICPA A接点 50℃
 室温30℃超えの中、汗だくでA接点50℃のサーモスイッチに交換しました。

 その勢いでCWキャリア連続送信で65℃まで上げて、GSV-3000の電源スイッチを切りますが、何~とFANoffディレイが反応しません。???

 どうやらサーモスイッチ40℃と同じ位置では、50℃にはならないようです。

 いろいろと取付位置を試した結果、ブリッジダイオードの側面に密着させました。



室温31.4℃
 再び65℃まで上げて、GSV-3000の電源スイッチを切るとFANoffディレイが反応し、38.9℃まで下がったところで自動電源OFFとなりました。(ヤレヤレ)

 サーモスイッチ50℃が何度位で反応するか試したところ、ブリッジダイオード近接部温度と比較して、およそ60℃でON・40℃でOFF、(±10℃)で反応しました。



保護回路

 あまりにも早い猛暑の到来で、年老いた田舎のラジオ少年の熱中症との戦いは長期になりそうです。(汗!!!)

 

 
 

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