DELL Inspiron 15-3552 レストア その1【SSD256GBへ縮小クローン】

<2022年04月04日>
再開局準備へのお手伝い

【悪戦苦闘の連続・・・】

 若かりし頃、遊んでもらったOMさんが再開局を目指しているということで、ローカル各局で準備へのお手伝い中です。

 数日前、以前使っていたコールサインの無線局免許状が届いたと、嬉しそうに報告に来てくれました。

 シャックでデモを見てもらうと、40年以上前と現代のアマチュア無線の世界は浦島太郎状態だとのこと。

 無線機以外にパソコンは必須ですが、遊んでいるノートパソコンがあるとのことなので一度見せてもらうことにしました。

Bios
 後日持参されたのは「DELL Inspiron 15-3552」で、一度立ち上げてみると動きが遅いので、話を聞いてみると"当初はサクサク動いていたが最近遅くなった"とのこと。

 Windows10が立ち上った状態で、タスクマネージャーのパフォーマンスを見るとメモリを60~70%も占有しています。

 おまけにCPUはCelelonの1.6GHzで非力なので、アマチュア無線専用ということで「メモリ増設とSSD換装」で何とかしなければなりません。・・・

 しかしながらDELLを解体したことがないので、ちゃんとレストアできるか分からないので、ダメモトでということで預かりました。(苦)



SSD256GB メモリ8GB
 ネットで仕様書を見ると、メモリスロットは一つなので8GBを1個、HDDは500GBですがSSDは高いので256GBを発注します。


 このパソコンは業務用として使われていたとのことで、最初のサインインにはPINコードが必要で、いちいち面倒です。

 PINコードなしにしたいのですが扱ったことがないので、またまたネット検索。

 「設定⇒アカウント⇒サインイン オプション⇒Windows Hello 暗証番号(PIN)」で、削除。

 これで終わりかと思ったら、今度は「Microsoftアカウント」がパスワードを催促してきたり、Windows10 初期設定画面がやたらと出て来ます。

 次にコールサイン名でローカルアカウントを追加しようかと思ったら、Homeエディションではできないらしい。

 しょうがないので、元々のアカウント名をリネームしたのですが、ファイルパスは変更されていません。(元のまま)

 困り果てて、ネットで調べていくと「コマンドプロンプトを管理者権限で実行」し、ユーザーを追加する方法を発見。

 どうにかAdministratorとコールサイン名アカウントに落ち着きましたが、Windows・Microsoftは本当に面倒くさい。・・・

既設HDD
 次に、ウィルスソフトを入れ直したり、アマチュア無線運用に不要なアプリやデータを整理します。

 既設HDDの使用サイズを小さくしてから、SSDクローンを作成しますが、またまた問題発生。

 今まで使ってきた無料の「EaseUS Todo Backup Free」のクローン機能が有料となっています。

 さらに有料版でも、クローン先SSD容量が同程度以上でないとクローン作成ができないらしい。・・・(泣)



Macrium Reflect 8

 かなり根気にネット検索していき、ようやく「Macrium Reflect 8」という無料のアプリにたどり着きました。

 このアプリは優れもので、拡大でも縮小でもクローン作成できるようです。



HDD500GB to SSD256GB クローン作成

 恐る恐るクローン作成メニューを実行してみると、既設HDD500GBから空き容量を縮小し、SSD256GBのクローンが作成できています。(ホッ)

 ここまで悪戦苦闘の連続でしたが、DELLノートパソコンの物理的な解体作業が待っています。

 ダメモトで預かっているとはいえ、何とかしなければ。・・・(汗)

 

 
 

コメントする