Arduino入門 その10【Auto ANT Selector 屋外設置完了】

<2021年06月11日>
【汗だくで屋内配線入れ替え】

コントロールケーブルはシールド線使用


屋外プラボックス加工

 Auto ANT Selectorの快適さを一度味わうと、マニュアル切替には戻れません。

 そうはいってもシャック内で使っていたのでは、屋内配管に空きがないので新しいアンテナを増設できません。

 あーでもないこーでもないと屋外設置方法を悩んでいたのですが、ようやく屋外プラボックスが決まりました。

 同軸ケーブルの曲がりスペースを確保するために、配線用の木製基板をくり抜き有効深さを確保します。

 イメージではピッタリとシャーシーが収まるはずでしたが、相変わらず加工が下手なのでL字型金物で挟むようにします。



屋根裏配線

 屋外設置を先延ばしにしていた要因は、新規の時もてこずった屋内配管の通線ですが、今回は同軸ケーブルをCI-Ⅴコントロールケーブルに入れ替えなければなりません。
 
 シャックから屋外まで直線ではないので、暑~い屋根裏に上がって配管の曲がり具合を確認します。


屋内配線入れ替え

 こればっかりは一人ではできないので、配管へのケーブル送り出しをXYLに手伝ってもらいます。

 送り出し側のタイミングを合わせるため、声をかけながら引っ張りますが少しづつしか動きません。

 根気にやっているうちに、どうにか屋外までケーブルが到達しましたが汗だくです。

 それにしても休憩のアイスクリームは格別でした。



屋外プラボックス取付

 屋外プラボックスを壁に取り付け、シャーシケースを入れるといい感じになります。

 CI-Ⅴコントロールケーブルは、ボックス内でFT240#43にW1JR巻きをしてから、外部端子に接続します。


Auto ANT Selector

 暑い中での同軸コネクタの付け直しは意外と手こずりました。

 TXへの同軸ケーブルにもTDKのパッチンコアを挿入します。


CI-Ⅴ

 CI-Ⅴのコントロールケーブルは回り込み防止を期待して、高価ですがシールド線(多芯マイクケーブル)を使用しました。

 そしてシャック側でもFT240#43にW1JR巻きします。

 コントロールケーブルが長くなったので回り込みを心配しましたが今のところ大丈夫のようです。


 OMさんから背中を押していただいたArduino入門から3ヶ月、ようやく「Arduino Auto ANT Selector」が完成しました。(感謝)

 年老いた田舎のラジオ少年の今後の課題は、新しいアンテナ増設です。(苦)
 
 

 
 

コメント(2)

FBなモノに仕上がりましたネ、苦労された様子がうかがえます。
RFの回り込みもないそうですので、VY FBです。
 
 切替の自動化で、次の目標(ANTの追加)が目の前に、頑張って
ください。

困ったときの”OM頼み”で、ようやくたどり着きました。
実用できる完成品で、本当に快適です。

今回も背中を押していただきありがとうございます。
次の課題もいただいているので、チャレンジします。(感謝)

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