Arduino入門 その8【リレー・コネクタ部配線 組立】

<2021年05月08日>
【SWR試験で異常発見】

軽やかにバンドチェンジ


リレー・コネクタ部配線

 いよいよ配線ですが、同軸配線ではCが増えるので単線のほうが良いとのアドバイスをいただきました。

 手持ちに高絶縁のテフロン線があるのですが扱いにくいので、今回は同軸ケーブルの心線と網線を利用することにします。


リレー・コネクタ部SWR試験

 シャーシーに組み込む前に、アンテナアナライザMFJ-259B(M型コネクタ変更済)でSWR試験をしてみます。

 ハンダ付け部分にショックを与えながらSWRを見ていくと、イモハンダを一つ発見。(汗)



スケッチ再確認

 Arduinoスケッチの内容を見てバンドとコネクタ出力の関係を再確認し、念のため再書き込みします。



システム全体

 一応出来上がったAuto ANT Selectorシステムです。



アンテナコネクタ ダミーロードSWR測定

 IC-7610のCI-Ⅴを接続して、先ずはダミーロードによるSWR測定です。

1.8~7MHzバンド⇒SWR1.0
10~28MHzバンド⇒SWR1.1 50MHzバンド⇒SWR1.3



実アンテナSWR測定

 今度は実アンテナを接続してのSWR測定です。

 アンテナの元でしっかり調整されているバンドは気持ちの良いSWR値ですが、ずれているバンドはそれなりの表示です。(苦)


シャック内運用

 実際に運用してみると微妙なタイミング調整が必要かもしれませんが、Arduino pin13出力信号で動作するピピッ音は動作確認に必須となります。

 これまでの手動切替では、時々ヒューマンエラーを起こしヒヤッとしましたが、このAuto ANT Selectorは年老いた田舎のラジオ少年にとって強い味方になりそうです。


 

 
 

コメント(2)

おぉーっ! FBに出来上がりましたねぇ。
動作がOKでも見栄えが悪いと、実用本位であってもイマイチですが
見た目もFBです。
動作には全く問題ないですが、細かな点を言わせて戴くと、リレーの
逆電圧防止用のダイオードは、基板側でなく直近のリレーの端子間に
接続した方が良かったかも。

なーるほど。
そういう積み重ねがFBな作品に仕上がるんですね。
HYDさんのアドバイスのお陰で、ようやくここまで来ました。
いよいよ屋外ですが、まだ材料決めかねています。(遅っ)

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