Arduino入門 その4【Auto ANT SelectorのSketchは完璧】

<2021年04月03日>
【至れり尽くせりのプログラミング】

面白いようにバンドが切り替わる

【追記1 JT-DXとのコリジョン回避】
【追記2 JT-DXリグコントロールエラー】


Arduino Sketch Serial.print

 いよいよ「Auto ANT Selector for JA2PTQ by Local OM」Arduino Sketchをボードに書き込みます。

 あっという間にコンパイルされマイコンボードに書き込み完了。

 プログラミングのことは全く分かりませんが、OMさんのプログラムは構文に丁寧な注釈が書かれているので、プログラムの意図が分かります。

 その上、要所要所に「Serial.print」が記述されているので処理結果を見ることができます。

 年老いた田舎のラジオ少年向けの、至れり尽くせりのArduino Sketchとなっています。(感謝)



Run

 IC-7610 CI-Ⅴを接続して、バンドボタンを押すとブルーのLEDが光ってリレーがカチッと動きます。

「Auto ANT Selector for JA2PTQ」に魂が入った瞬間です。(感激)






 バンドボタンをポンポンと押すと、面白いようにブルーのLEDが切り替わっていきます。

 今回手間がかかっているのはハードウェアの知識不足が原因ですが、ソフトウェアは完璧です。

 今度はケーブルの入れ替えや屋外ボックスの設置ですが、回路図には表れない問題が出そうです。(汗)


【追記1 JT-DXとのコリジョン(衝突)回避】

JT-DX ポーリング

 屋外配線に着工する前に、もう少し様子を見ることにしました。

 何気なくJT-DXを立ち上げたところ、CI-Ⅴ入力確認用の緑色LEDが点滅を始めました。(試験時はJT-DXを起動したことがなかった。)

 あれっと思いながらバンド切替を行いますが、Auto ANT Selectorが切り替わりません。(汗)

 JT-DXを閉じると、何事もなかったかのように緑色LEDの点滅はなくなり、切替表示用の青色LEDがポンポンと切り替わっていきます。(うん?)

 どうやらJT-DXが一定間隔でIC-7610をポーリングしており、そのCI-Ⅴ信号のコリジョン(衝突)が発生しているようです。

 JT-DXのポール間隔を長くし、ポーリングしていない間(緑色LEDが点灯していない時)に、バンド切替を行えばAuto ANT Selectorは動作しますが、実用的ではありません。



pin13 リレー駆動モニター

 いろいろタイミングを変えてみますが一向に改善しないので、困ったときの神頼み、ローカルOMさんに話をしました。

 しばらくすると今回の事象に対応したArduino Sketchを送っていただきました。(超早っ)

 早速上書きし、JT-DXを立ち上げた状態でバンド切替を行うと、何事もなかったかのようにポンポンと青色LEDが切り替わっていきます。(素早い対応に感謝感謝です。)

 おまけに、Skecthの動作確認用としてpin13で電子ブザーを鳴らすサブルーチンを残してあったので、pin13の出力をCI-Ⅴ基盤まで延長し赤色LED(圧電サウンダならbeep音)を接続したところ、シャック内でAuto ANT Selectorの動作をモニターできるようになりました。(怪我の功名?)



【追記2 JT-DXリグコントロールエラー】

JT-DXリグコントロールエラー

 DXペディションでモザンビークよりC92RUが出ており、今朝(4/6)も7MHz FT-8は物凄く込み合っていますが参戦。

 しばらくコールしていると突然の「リグコントロールエラー」。(目が点に??)

 再起動してコールを開始すると、CI-Ⅴの緑色LEDが点滅ではなく全点灯しています。

 送信時にはIC-7610の表示周波数が変わるためCI-Ⅴの処理に影響があるのかと思い、JT-DXのスプリット操作設定を「Fake it⇒無し」に変更してみましたが改善されません。



CI-Ⅴ接続ケーブル

 いろいろ試してみましたが、お恥ずかしいことにCI-Ⅴ接続ケーブルへの回り込みでした。(汗)

 パッチンコアにケーブルを巻いてインターフェア解決。

 初心を忘れた年老いた田舎のラジオ少年のボケ話でした。(苦)



 

 
 

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