Arduino入門 その3【Auto ANT Selector 基盤組立て】

<2021年04月02日>
【システムらしくなった】

CI-Ⅴ出力電圧は3V?


マザーボード

 リレー駆動は、実験の結果オーソドックスな2SC1815GRということになりました。

 メインの穴あき基盤のスペースに、1回路/横2穴分のレイアウトで7回路を組み入れます。

 そしてArduinoボードを載せてみると、見た目だけはそれらしくなりました。


CI-Ⅴ基盤

 実験段階で、2SC1815GRベース入力に+5Vを加えた状態で、エミッタフォロア出力はH信号4V以上確保しています。

 ところが、実際にIC-7610のCI-Ⅴ信号を接続してみると2V台しか出てきません。?

 CI-Ⅴ出力をオシロスコープで見てみると、信号がない時のHレベルは+3V。

 IC-7610のダイヤルを動かすと、0V Lレベル方向にCI-Ⅴ信号が現れます。

 あれー、Hは+5Vだと思い込んでいました。(汗)

 ようやく、「CI-Ⅴ信号を+5Vにレベル変換した後、エミッタフォロアで送出」しなければならないことに気付きました。(遅~い)



ICOM CI-Ⅴ回路図
 ネット記事でIC-756のCI-Ⅴ回路図を見つけましたが、よ~く眺めると+5Vは出ないですね。

 IC-7610の回路図はありませんが、考え方は同じでしょうか。?



システム基盤完成

 前段で2SC1815GRコレクタ出力でレベル変換したので、メイン基盤側のCI-Ⅴ受信用のデジタルトランジスタは1段となりました。

 ハード的にはシステムっぽくなりましたが、魂を入れなければなりません。



 な~んて恰好つける年老いた田舎のラジオ少年ですが、ローカルOMさん提供のArduino Sketchがあるので鬼に金棒です。(お世話になります。)

 

 
 

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