【CAL回路はCRTのすぐ近く】
ローテータ修理時の予備Trで代替
例によって電源を入れっ放しの昭和のオシロスコープを何気に見ると、校正用基準信号を見ていたはずなのに、輝線になっています。
ついに、信号系も壊れてしまったのかー。(汗)
ちょっと頭を冷やして、CAL端子に観測用オシロのプローブをあててみても信号らしきものがありません。??

弱り目に祟り目とはこういうことでしょうか。
またまたケースを外してCAL端子の配線を追っていくと、すぐ裏に基盤がありますが最も危険なCRTのすぐ近く。
注意深くプローブで探っていくと、発振しているのは確認できたので一安心ですが、どうやら発振出力を取り出す2SC564Aが不良のようです。
取り外してみると3本足間全てでショートしています。

基盤裏のボリュームシャフトが邪魔しているので違う方向から何枚か写真を撮り、レタッチソフトで合成して部品名を書き込みます。


部品面にパターン配線を書き込み回路図を起こしますが、電源部と比べれば簡単です。

数少ない手持ち部品を探していたら2SA1015GRが出てきたので、データシートを見ると2SA564Aの代替品になりそうです。
この石は2009年に誘導雷で壊れたローテータを修理したときの予備品です。

CAL信号も復旧したので熱暴走テストを続けますが、ケースの上部が温かくなってくると表示波形がユラユラし始めます。
① ケース後部に集中するCRTヒーター・高圧電源部・垂直出力アンプの熱源を冷やすファンを外付けする。
② 垂直出力部の基盤を取り外すリスクを負って、部品交換する。
③ 熱暴走の原因が分かったので、使わないときは電源を切る。
③の対応で実用上は問題なさそうですが、年老いた田舎のラジオ少年の悩みは続きそうです。
ローテータ修理時の予備Trで代替
例によって電源を入れっ放しの昭和のオシロスコープを何気に見ると、校正用基準信号を見ていたはずなのに、輝線になっています。
ついに、信号系も壊れてしまったのかー。(汗)
ちょっと頭を冷やして、CAL端子に観測用オシロのプローブをあててみても信号らしきものがありません。??

弱り目に祟り目とはこういうことでしょうか。
またまたケースを外してCAL端子の配線を追っていくと、すぐ裏に基盤がありますが最も危険なCRTのすぐ近く。
注意深くプローブで探っていくと、発振しているのは確認できたので一安心ですが、どうやら発振出力を取り出す2SC564Aが不良のようです。
取り外してみると3本足間全てでショートしています。

基盤裏のボリュームシャフトが邪魔しているので違う方向から何枚か写真を撮り、レタッチソフトで合成して部品名を書き込みます。


部品面にパターン配線を書き込み回路図を起こしますが、電源部と比べれば簡単です。

数少ない手持ち部品を探していたら2SA1015GRが出てきたので、データシートを見ると2SA564Aの代替品になりそうです。
この石は2009年に誘導雷で壊れたローテータを修理したときの予備品です。

CAL信号も復旧したので熱暴走テストを続けますが、ケースの上部が温かくなってくると表示波形がユラユラし始めます。
① ケース後部に集中するCRTヒーター・高圧電源部・垂直出力アンプの熱源を冷やすファンを外付けする。
② 垂直出力部の基盤を取り外すリスクを負って、部品交換する。
③ 熱暴走の原因が分かったので、使わないときは電源を切る。
③の対応で実用上は問題なさそうですが、年老いた田舎のラジオ少年の悩みは続きそうです。
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