中古デスクトップPC Windows10 Pro 64ビット フリーズ対応 その4 【Windowsの起動と終了の履歴を見る】

<2020年11月11日>
【カスタムビュー作成】

何が起きているのか? ID6008「以前のシステム シャットダウンは予期されていませんでした。」


カスタムビュー
 イベントビューアーの膨大なログの中からWindowsの動きを推測するのは、頭が混乱し訳が分からなくなります。

 今悩んでいるのは突然のフリーズなので、カスタムビューを作成し的を絞ります。

 イベントソースとイベントIDを指定することにより、Windowsの起動と終了の動きが見やすくなります。


イベントID
 カスタムビューで指定したイベントIDの概要です。

 なお表にないID41は「システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。」という重大なエラーメッセージです。




完全シャットダウン
 通常の「シャットダウン」は、USB機器などに通電したままWindows を終了している状態であり、完全に電源が落ちているわけではなく、パソコンの操作状況が保持されています。

 「完全シャットダウン」は、USB機器なども含めて、電源を完全に落としている状態を指し、操作状況は保持されません。


 今回はフリーズテストなので、完全シャットダウンを行ってから起動します。

  画面左下の「Windowsマーク」をクリック⇒「電源マーク」をクリック⇒キーボードのシフトキーを押しながら、「シャットダウン」を選択。


電源オプション-A
 電源プランは「バランス(推奨)」ですが、PCI Express⇒リンク状態の電源管理を「最大限の省電力」として試してみます。

 パソコンは日常的な使い方をしながら、未使用の時もシャットダウンせず24時間放置します。



CPUフリーズ-1 画面フリーズ-1
 起動から連続稼働、「3日と1時間20分34秒後」にフリーズしていました。(苦)




電源オプション-B
 今度は、電源プラン⇒「高パフォーマンス」。

 PCI Express⇒リンク状態の電源管理⇒「オフ」。

 最小のプロセッサの状態⇒「30%」に変更してみます。


CPUフリーズ-3 画面フリーズ-2

 あえなく、連続稼働「1日と6時間15分37秒」でフリーズ。(ガックリ)



 記録としては、設定AでもBでも、フリーズ直前まで「イーサネット」が働いていたことが確認できます。


PushNotification-Platform

 フリーズテスト設定Bの「PushNotification-Platforms」の通信ログです。

 やはりフリーズ直前まで、毎分(4つのイベント)通信が行われています。

Windowsの起動履歴

 Windowsの起動履歴では、フリーズ後のOS起動時に「イベントID 6008」が記録されています。


ID6008

 その内容を見ると、「以前のシステム シャットダウン(2020/11/10 4:14:14)は予期されていませんでした。」とのエラーメッセージ。

 うーん。予期されていないシャットダウンの時間は、フリーズ時間(04:29)より、15分も前です。

 何が起きているのか、イベントビューアーの膨大なログを探しましたが、「04:14:14」の別ログは見つかりませんでした。

 年老いた田舎のラジオ少年の苦闘は、まだまだ続きます。・・・

 

 
 

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