中古デスクトップPC Windows10 Pro 64ビット フリーズ対応 その3 【Windowsフリーズの要因は?】

<2020年11月01日>
【KeepAlive Windowsプッシュ通知サービス】
【WindowsUpdate 更新プログラム】
【PCI Express リンク状態の電源管理】

省電力アイドリング状態も要観察


画面フリーズ
 フリーソフトウェアの影響で一件落着とはいかず、その後もフリーズが頻発しています。

 フリーズしたモニター画面の時間を頼りに、イベントログ・イベントソースを一つ一つ根気に見ていきます。


PushNotification-Platform

 フリーズ寸前(18:59:17)まで記録されいるイベントソース「PushNotification-Platform」を発見。

 「送信・送信・受信・受信」4つのイベントが毎分繰り返されています。

 そして強制終了&電源オン(19:33)の後、イベントログが再開されています。

WPN

 ネットでいろいろ調べてみると、モニター画面の右下から時折ポップする通知「Windowsプッシュ通知サービス」をサポートする機能のようです。


KeepAlive

 更にイベントログを詳細に見ていくと、「PushNotification-Platform」の通信の相手は「client.wns.windows.com」でした。

 毎分行われている通信は、「2つの機器間の通信接続において、相手が活きているかを確認し、その接続を維持する仕組み」【KeepAlive」】のようです。




Lenovo

 このデスクトップPCのWNPキープアライブ検出機能は、60秒。




Let's note

 別のノートPCは、780秒(13分)です。

 KeepAliveTimeはレジストリで変更できるようですが、意味が分からないので現状のままです。

 他にもWindowsのデータ収集など、ユーザーの見えないところでいろいろ通信しているのでしょう。(苦)


ローカルグループポリシー

 次に、「Windowsが正しく終了されませんでした」でフリーズするタイミングに、バックグラウンドで動くWindowsUpdateが重い負荷になっているかもしれません。

 以前のように、WindowsUpdateの更新を手動(ユーザーのタイミング)に出来ないかグループポリシーを「ダウンロードとインストールを通知」に設定してみます。

 画面左下の検索窓「gpedit.msc」⇒グループポリシーの編集⇒ローカルコンピューターポロシー⇒コンピューターの構成⇒管理用テンプレート⇒Windowsコンポーネント⇒WindowsUpdate⇒自動更新を構成する⇒有効⇒2.ダウンロードとインストールを通知



WindowsUpdate

 ただし、Windowsの機能更新プログラムは自動的に実行するとのメッセージで、以前のように手動にはできないようです。

 それにしてもWindows10のバージョンは「1909」のままで、未だに「2020年春のバージョンアップ」が表示されない内に11月になってしまいました。?



PCI Express

 もう一つ、「PCI Express」がフリーズに関係しているとの記事を見つけました。

 電源プランの詳細設定の「PCI Express⇒リンク状態の電源管理」の設定をオフにするというものです。


動作電力の管理

 PCI Expressは各デバイスの動作電力を管理しており、省電力モード時の不安定要素をなくすということでしょうか。



 どうやら高負荷時の現象だけでなく、省電力アイドリング状態も観察しなければならないようです。

 年老いた田舎のラジオ少年には難しいことは分からないので、設定を変えながら根気に探って行くしかなさそうです。・・・

 

 
 

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