昭和の周波数カウンター その17【トラブル続出】

<2019年05月01日>
【UNLOCK +5.5dBmでも力不足】

ついにギブアップか?


TR5 40MHz帯発振

 外部基準信号が+5.5dBmもあれば大丈夫だろうと期待してスイッチオンしましたが、世の中そんなに甘くない。

 泥沼の試行錯誤の始まりです。

 シンセサイザ系のUN LOCKランプは赤く点灯したまま。
 うんともすんとも言いません。

 それどころか、TR5ベース入力をカウンター計測してみると42.3MHzが表示され、FCZコイルのコアを回すと周波数が変化します。???

 ジーッと回路図を見ていると、TR5ベース回路のクリスタルがFCZコイルに置き換わっただけで、「VFO発振器」と化しているのだろうか。???
 目が点に・・・。


TR5ベース回路入力切替

 TR5ベース入力配線が長すぎるのも発振の要因かもしれないので、小型切替スイッチをREF DDS UNIT上に置きベース回路を極力短くします。



RF AMP/ソースフォロア増設

 RFトランスステップアップは失敗のようなので、FCZコイルの影響をなくすためソースフォロアを挿入します。(浅知恵かも)

 さらに、入力レベルを上げるため前段にRF AMPを増設しました。



広帯域発振

 ところがどっこい。

 今度は見事にRF AMPが発振。
 カウンターは167MHzを表示。(アチャー)



UN LOCK

 気を取り直して、2SK125にソース抵抗を入れ発振を止め、再びスイッチオン。

 2MHzLOOPのUN LOCKは消えているが、20MHzLOOPはUN LOCKが赤く点灯。

 やはりJST-135は反応なし。(ガックリ)


JST-135電源落ちた

 そんなこんなでいじくりまわしているうちに、JST-135の電源が落ちた。
 なんか変なことした???

 弱り目にたたり目。

 無謀な挑戦はこれまでか・・・


 JST-135電源落ちの原因は別物で、電源リレー系の保護抵抗(AMP UNIT R0)を交換して何とか復活しました。

 年老いた田舎のラジオ少年は行き詰まったので、ローカルOMシャックへ向かうことに。・・・

 

 
 

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