昭和の周波数カウンター その6【スイッチON】

<2019年03月10日>
ボタンタッチ快適

【エージング】


レンジ切り替え

 昭和58年2月製造の「タケダ理研 TR5206」昭和の周波数カウンターの再火入れです。
 ボタンを押すと「カチッ カチッ」。
 いい感じのストローク。
 "1KHz 100Hz 10Hz 1Hz"読み取りレンジの切替も問題なさそうです。

 あれー、A INPUT部の赤LEDが点かない?。
 もう一回、パネル部の解体です。(汗)
 基盤から2本足で立っているはずのLEDが横のほうへ寝ていました。(再組戻し)

 

表示テスト

 気を取り直して、筐体裏の基準周波数出力をA INPUT部へ入力。
 10,000,000が綺麗に表示されます。

 

レベルメーター

 またまた"うーん"。
 測定信号のレベルメータが振れていません。(ガックリ)

 今度は筐体上蓋を開ければレベルメータの裏側が見えます。
 端子への配線が1本切れていました。
 熱収縮チューブを入れて断線対策を行います。
 

 
A INPUTテスト

 またまた気を取り直して、アンテナアナライザを信号源としてA INPUT部のテストを行います。
 良好です。



B INPUTテスト

 同じくB INPUT部のテストを行います。
 こちらも良好です。

 残念ながらGHzの信号源がないのでC INPUT部のテストはできません。



 測定器として息を吹き返すためには「基準周波数の校正」が必要です。
 そのため、OVENの電源を入れっぱなしにしてエージングを続けます。

 

 
 

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