Windowsの時計合わせ 【NICTの原子時計と同期】

<2018年01月06日>
Windowsの時刻合わせは大雑把

【Time.is  インターネット用時刻同期サーバはFPGA】



Time.is

 Windowsではインターネットを使って自動的に時計を合せてくれる仕組みが入っていますが、その調整頻度が1週間ごとと、かなり大雑把らしい。
 PCの時間を、「117」で聞き比べると結構遅れています。

 「Time.is」というサイトで見ても、"あなたの時計は1.0秒遅れています。"と表示。
 
 

タスクスケジューラ

 先ずは、Windowsのタスクスケジューラを使って、1時間ごとに時計を自動的に校正するように設定します。
 
 コントロールパネル⇒管理ツール⇒タスクスケジューラを開きます。
 \Microsoft⇒\Windows⇒\Time Synchronizationと進み、「SynchronizeTime」で右クリックし「プロパティ」を開きます。


SynchronizeTimeのプロパティ
 
 SynchronizeTimeのプロパティで、「トリガータブ」を開き「新規」をクリック。
 
   

新しいトリガー
 
 新しいトリガーで、各項目を設定します。
  タスクの開始:スタートアップ時
  遅延時間を指定する: 1分間
  繰り返し間隔: 1時間
  継続時間: 無期限

 「有効」のチェック。
 「OK」をクリック。

 これで、Windows起動後1分経過したところで時計を合せ、以後、1時間ごとに再調整してくれます。



インターネット時刻

 しかし、このままでは時計の精度は確保できません。

 コントロールパネル⇒日付と時刻と進み、「インターネット時刻タブ」を開きます。



設定の変更
 
 「設定の変更」をクリック。


インターネット時刻設定

 「インターネット時刻サーバと同期する」で、NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)のサーバに変更します。
 「ntp.nict.jp」と入力。
 「いますぐ更新」をクリック。



同期
 
 自分のパソコンの時計が、NICTサーバの原子時計の時刻と同期しました。
 「OK」をクリック。



ウィジェット

 「Time.is」のサイトで確認すると、"あなたの時計はちょうどぴったりです。"



 ついでに年老いた田舎のラジオ少年のブログに「Time isのウィジェット」を設定します。
 一般的なパソコンの時刻を表示するウィジェットと違い、原子時計と同期しているサーバの時刻を表示するので精度が段違いです。

 次はデジタルモードに挑戦か?

 

 
 

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