テレビ映像が乱れる 可能性? 700MHz対策その1【2018年1月25日以降】

<2017年12月13日>
地上デジタル放送(53ch~62ch)が携帯電話700MHz帯利用へ

【アマチュア無線のインターフェアだと誤解されなければいいが!】



チラシ
 
 今日郵便ポストにチラシが入っていました。
 トップのイメージがモノクロで、何か怪しい勧誘のチラシみたいです。

 そのことを意識してか印刷の内容に「悪徳行為・詐欺行為等に注意してください」「費用を請求することは絶対にありません」「物品の販売をすることもありません」の文字が目立っています。

 一応ネット検索をしてみると「一般社団法人 700MHz利用推進協会」からのお知らせでした。
 
 

地デジチャンネル
 
 どうして携帯電話の新しい電波がテレビに影響を与えるのでしょうか。
 これまでは地上デジタル放送のチャンネルは13ch~62chで、受信ブースターは470MHz~770MHzまでを増幅しています。

 2018年1月25日以降、地上デジタル放送53ch~62ch(710MHz~770MHz)が、新しく携帯電話の700MHz帯に利用されることになったようです。



自宅共聴ブースター
 
 旧来の受信ブースターを設置している場合、携帯電話の700MHz帯電波も増幅するためテレビの受信障害が出る可能性があります。

 近隣にも従来のアナログブースターが設置してあります。



増幅帯域

 我が家のブースターは地上デジタル放送対応ですが旧のチャンネルプランのため、携帯基地局の強力な電波(700MHz帯)が近くにあれば混変調によるテレビ受信障害が発生するかもしれません。



対策

 対策としては、ブースターの前にローパスフィルターを入れるか、新しいブースター(710MHzまでを増幅)に交換する例(無料)が表示されています。

 もしも近隣にテレビ受信障害が発生した場合、アマチュア無線のインターフェアだと誤解を招きかねないことになります。(汗!)


700MHz帯周波数移行イメージ

 そんなことにならないよう協会はきちんと説明し、責任をもって対策を行っていただきたいと思います。


 この地方のチャンネルプランです。
リモコン
放送局東海NHK2NHK1中京CBCメーテレ岐阜
チャンネル15312917161430

LPF

 対策フィルタとしては、地デジ帯域の710MHzまでを通過するLPFをブースターのUHF入力に挿入すれば事前対策となります。


 LPFをネット検索すると、
 【730〜1000MHzを阻止!ブースター混信障害に最適!!
  LPF-710K ローパスフィルター 〔ITS・電気通信(携帯プラチナバンド等)カット (地デジ710MHzまで通過)〕
  在庫がなくなり次第受注生産対応となり代金入金確認後約2週間程度の納期を要します。
  価格 24,624円(税込)】

 個人で施工するには、ちょっと高すぎますね。
 やっぱり調査員が来るまで待つことにします。

 

 
 

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