防災行政無線の戸別受信改善 その4【FMアンテナで一石二鳥】

<2017年10月10日>
外部アンテナに、もう一工夫

【VHFアンテナからFMアンテナへ】


 不要となったTV用VHFアンテナを外部アンテナとして再利用し、戸別受信環境は大幅にアップしました。
 おまけに大きな専用アンテナを設置するでもなく、家の中を配線する必要もないので我ながらグッドアイデアだと思っています。

FMアンテナ組み立て
 しかしながら、いくら再利用といってもエレメントが曲がったままのVHFアンテナは格好悪いものです。
 そこでひらめいたのがFMアンテナへの交換です。
 この際、VHFアンテナをFMアンテナに交換し、【FM放送受信】と【防災行政無線戸別受信】兼用の外部アンテナとするものです。
   
 

FMアンテナ設置
 
 屋根の積雪の影響も考慮して、3エレメントの小型アンテナとします。

 我が家のオーディオ機器構成にアナログFMチューナーがありますが、受信は室内アンテナのままですので、一石二鳥の受信環境改善となります。



2分配器

 1階の家庭内共聴のアンテナコネクタを、テレビ用と防災行政無線戸別受信機用に2分配します。



ブースター利得調整

 防災行政無線戸別受信の帯域は、『68MHz』。
 ブースターのFM帯域の下限は、『76MHz』。

 VHF帯域の下限、『90MHz』と比較すると、かなり近接しており更なる受信環境改善が期待できます。



FMアンテナによる戸別受信

 ブースターの設定が『FM増幅』『ATT0dB』『利得MAX』になっていることを確認します。
 『FMカット』のままでは改善どころか改悪となり、後々悩むことになりますのでしっかり再確認します。
 いよいよ1階共聴に戸別受信機を接続し定時放送の時間を待ちます。



 定時になると、期待どおり本当にきれいな放送が流れてきました。
 再度、家中のノイズ源をONしてみましたが全く影響を受けません。

 FMアンテナの活用は大成功。
 もちろんFM放送もきれいに流れてきます。

 その1からその4まで読んでいただき、ありがとうございました。



 

 
 

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