PS3 YLOD修理 その5【力業で荷重をかける】

<2016年09月22日>
やっぱり再発しました

【350℃ 5分間 2回目修理】



空冷

 "PS3 YLOD見事復活"なんて気を良くしていたのも僅か3週間だけ。
 やっぱりYLODが再発しました。

 ネット上の修理ブログに書かれているとおり完全修理は無理なようです。


ヒートシンク

 写真のように大きな空冷システムですが、基板上の完全放熱はできないということですね。

   "PS3 YLOD再発"で検索すると再発は当たり前で、中にはあれこれ方法を変えて8回も修理されている強者も見えます。

 またまたダメもとで、気を取り直して2回目の修理にトライします。


木製冶具

 ただし、同じような修理をしても再発を繰り返すだけなので、今回は力業を使います。
 ネット上のコメントに"CPUとGPUを基盤へ密着させるよう荷重をかけて温める。"というのを見つけました。

 あくまでも自己責任ですが、木製の冶具を作って基板上のCPUとGPUを挟みます。

 その上で、壊れても仕方がないつもりで、フラックスを多量に染み込ませ、ヒートガン350℃でCPU・GPUの表面のみ、2箇所合計5分間加熱してみます。
 自然冷却は1時間。


1円玉

 後は組み立ててゆくわけですが、もう一工夫。
 これもネット上の物真似ですが、"1円玉4枚で直す"というユニークなものです。

 上側シャーシーに写真のように1円玉を挟む(実際には中に入れてしまう)と、今までよりも1円玉の厚さ分だけ余計に密着力が上がることになります。

 結果、基板とCPU・GPUをしっかり密着させるという考えのようです。



再度復活

 1回目の修理と比べると、PS3の分解・組み立ては慣れたものです。
 仮組みして、スイッチオン。おー再復活。

 今回も起動するようになりましたが、セラコン・抵抗等を吹き飛ばさない限りは、かなり焼いても壊れないのでしょうか。?

 これらの力業は、基盤が変形して逆効果かもしれませんが自己責任です。
 どのくらい再々発せずに動いてくれるでしょうか。・・・(3回目の修理は?)


 追伸:やっぱり再々発しました。(1ヶ月足らず)
 3回目の加熱は?どうしたもんじゃろのお!!

 

 
 

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