2015年10月アーカイブ

FT-736修理 その7【正しい周波数関係は】 ブロックダイアグラム 【送信機系統図】  PLLの修理も何とかなり、QSYしてきたFT-736は当局の貴重なリグとして居座りそうです。  やれやれといったところでしたが、ちょっとした疑問が残りました。  今回使用したサービスマニュアルのブロックダイアグラムで、430MHzの周波数関係が計算しても合わないのです。  念のため八重洲無線のサービスサイトからダウンロードした取扱説明...>> 続きを読む
FT-736修理 その6【回路図も間違っている】 VCO回復 【実配線と回路図】  シャーシーから取り外した144MHz MAIN UNITの裏面です。  赤線で囲ったところが、シールド板を外したVCO部です。  早速、VCO発振のQ09(2SK192AGR)のソースにつながっているL10(0.68μH)の抵抗値を測って見ると300Ω以上あります。  単体で測っても同様です。  手持ちの部品箱を探してみると「1μHのインダクタ」があったので交...>> 続きを読む
FT-736修理 その5【PLLロック~アンロック】 VCO樹脂の除去 【結局、基盤取り外し】  先ずはプリントパターンのにらめっこで上から見た部品配置と回路図を照合していきます。  分からないなりにもしつこく見ていると回路のポイントが何となく分かってきますので、各部の電圧を計りながら送受信テストを繰り返しました。  最初は「ザッ、ザッ」と間を空けた繰り返し雑音だったのが、「ギューンギューン」と高い音から低い音へと下がっていく連続雑音に...>> 続きを読む