時ならぬ落雷 その2【ローテーターもダウン】

<2009年09月16日>
JST−135は復旧したが・・・

【キュビカルクワッドが回らない】


 時ならぬ落雷で虎の子のJST−135がダウンし、ガックリの田舎のラジオ少年であったが、気を取り直して修理に挑戦。
 運良く軽症にて復旧できた。
 
 しかし、その喜びも束の間、キュビカルクワッドが回らない。
 またもや、ガックリ。

コントローラー内部
 続いて修理に向かうには、もう少し時間が必要だ。

 コントローラーはプリセットタイプなのだが、プリセットはもちろんマニュアルでも全く動作しない。

 気を取り直して、取扱説明書を読んでみる。
 基本的なトラブル例や端子間電圧などが記述してあるので、チェックしてみる。 
         


パネル裏
 コントローラーの修理だけで終わればありがたいのだが、ローテーター側も原因となると、タワーに上らなければならない。

 そうなると大事だ。
 どうかコントローラーの修理で済みますように。(あっさ)


 確認事項
  A:コントローラーとローテーターを接続したまま
     右回転スイッチON⇒電圧出力0V
     左回転スイッチON⇒電圧出力0V

  B:コントローラーのみ
     右回転スイッチON⇒電圧出力AC100V
     左回転スイッチON⇒電圧出力AC100V
     回転角右指示回路をショート⇒指針動作
     回転各左指示回路をショート⇒指針動作

  C:ローテータのみ
     モーター右回りコイルの端子間⇒抵抗値40Ω
     モーター左回りコイルの端子間⇒抵抗値40Ω
     内部の回転角VRの端子間⇒抵抗値5KΩ


基板部品実装
 コントローラーとローテーターをつなぐリモートケーブルから誘導被害を受けた確率が高い。

 他のブログを調べていたら、同じような雷害に遭った方が次のように述べていた。
 "コントローラーへの接続がコネクタではないので、いざと言う時にケーブルを切り離せない。故障しやすいように、わざと端子接続となっているのでは?。"

 ウーン、メーカーの魂胆とでも言いたくなるか。?
 でも気持ちは分かる。やっぱり、コネクタ装備は欲しいよなあ。


 取りあえず、ネットで各素子のデータシートを集め、電圧などを測ってみる。
 修理の当たりを付けて、早速通販で部品を注文。



 回路図を眺めてみると、
   ・回転角指示回路⇒3端子レギュレーター
   ・プリセットサーボアンプ回路⇒ローノイズオペアンプ
   ・スピードコントロール回路⇒フォトカプラ・トライアック
 などが怪しい。


プリントパターン
 注文した部品が届くには、少し時間がかかりそうだ。
 
 いざ修理となっても、プリントパターン面から見た部品の配置を確認するのは、けっこう面倒だ。
 


 
 パターン面と部品実装面の写真を撮り、拡大印刷したものを見比べながら、パターン印刷用紙に部品図を記入していくことにした。
 回路の勉強にもなる。・・・


 

 
 

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