Arduino入門 その13【Arduino Nano 書き込みエラー対処】

<2024年02月03日>
プロセッサを「ATmega328P(OLD Bootloader)」に変更すると正常に書き込めます

【アプリ再インストールで、Windowsドライバーを入れない】


Arduino Nano

 昨日ローカルOMさんから、Arduino Nanoで書き込みエラーになるのでテストしてみて欲しいといわれました。

 背中を押してもらって作製した「Arduino Uno(Auto ANT Selector)」「Arduino Nano(IC-7610外付けPTT)」共に快適に動作しています。

 そのメンテナンス部品として「Uno・Nano」両方あるのでテストに向かいますが、時間経過とともに操作方法を忘れています。(苦)


Unoは書き込み、Nanoはエラー

 どうにか思い出しながら定番の「sketch led12」を開き、先ずはArduino Unoに書き込んでみるとあっさりと完了。

 続いてArduino Nanoに差し替え、同じように書き込みますがエラー表示。

 ツールのボードをArduino Nanoに変更していないことに気が付き、書き込みしますがエラーコードのオンパレード。(汗)

 2022年にArduino Nano外付けPTTを作製しましたが、その後デスクトップPCがダウンしてアプリを再インストールしているので、Windows10がイタズラしているかもしれません。

 エラーメッセージに「Overriding Baud Rate : 115200」となっているのでドライバーのビット/秒を変更してみたり、アプリ ツールの設定をいろいろ変えて見ますが動く気配がありません。(泣)


Uninstall

 ここは初心に帰り再インストールということで、先ずはアンインストールです。



USB-SEREAL CH340

 手持ちのArduino Nanoは互換品なので、USB-SERIAL CH340ドライバーを再セットしておきます。



Installation Options

 次にArduino 1.8.13のインストールですが、「Installation Options」で「Install USB driver」のチェックを外しておき、Windows10のドライバーをセットさせないようにします。



ATmega329-8P 書き込みエラー

 無事にインストールできたので、ツール ボードをArduino Nanoに変更して書き込みますが、またしてもエラーメッセージのオンパレード。

 しばらく固まってしまいます。(泣)


ATmega328P(OLD Bootloader) 書き込み正常

 ツールをジーッ見ていると、再インストール前にはなかった「プロッセッサ:"ATmega328P"」を発見。

 その中の「ATmega328P(OLD Boot loader)」を選択して、書き込むと「ボードへの書き込みが完了しました。」のメッセージ。



 何度も設定を変えて、「エラー/正常」動作を確認しましたが、ローカルOMさんのWindows11でも再現できるでしょうか。・・・

 

 
 

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