インターフェア対策 その7【昭和のオーディオ+平成のCDデッキ】

<2020年12月18日>
スピーカー・コードのコモン・モード・フィルタ

【音楽を聴きながら無線をする】


Pioneer PDR-D50

 昭和のオーディオ機器にSONY DiscmanをつないでCDを聞いていましたが、調子が悪くなっていました。

 そこでオーディオマニアのローカルOMさんに、"昔の型でいいんですけどCDデッキありませんか"と伺ったところ、"何でもあるよ"とのこと。

 そして持って来ていただいたのが「Pionner PDR-D50」ですが、昭和のオーディオ機器にはもったいない機種で、その上、ただ同然で譲っていただきました。(大変恐縮!!!)

TRIO W-46K

 これは50年以上も前のプリメインアンプ組み立てキット「TRIO W-46K」で7189Aプッシュプルです。

 早速音鳴らしをしてみると、今までのポータブルCDと違って低域が伸びて聞こえます。

 音源が良くなり、古~い昭和のオーディオ機器が生まれ変わったようで、悦に入って昔のCDを聞き直しています。


フェライト・バー

 ある時、音楽を聴きながらFT-8を始めると、スピーカーから15秒おきに異音が。(アチャー)

 送信モードをCWやSSTVにして確認すると間違いなく「アンプI」で、ローバンドになるほど大きくなります。(汗)

 今までは音楽を聴きながら無線をすること自体しなかったのですが、これを機会にインターフェア対策です。

 定番のフェライトバーと結束バンドを準備。


スピーカー・コード コモン・モード・フィルタ

 出力をヘッドフォンに切り替えてモニターしながら、プリメインアンプの入力コードを全部外しても症状は同じです。

 最後にスピーカー・コードを外すと、ピタリと止まります。

 やはりスピーカー・コードがアンテナになっています。

 フェライト・バー全体にスピーカー・コードを巻き付け、コモン・モード・フィルタを作ります。

 その結果、7MHzバンド以上ではアンプIが止まりましたが、3.5MHzでは減衰量が不足なのでスピーカー回路にパスコンを入れる必要がありそうです。


HDMI to RCA Converter
 ことのついでに、現在使っていないブルーレイディスクプレーヤーをDVDの音源として使うことにします。

 ただし出力がHDMIなのでRCAに変換しなければなりませんが、便利なコンバーターがあります。

ネット注文

 注文した翌日に届きました。(速)


昭和のオーディオ機器+平成CDデッキ

 年老いた田舎のラジオ少年はオーディオマニアではありませんが、若かりし頃少ない給料で揃えた昭和のオーディオ機器を細々とメンテナンスして楽しんでいます。

 何だかんだで音源だけは豊富になりました。(感謝)

【左列】
  プリメインアンプ「TRIO W-46K」
  スピーカーエンクロージャーキット「Pioneer LE-B30」
  スピーカーシステムキット「Pioneer AS-30」
【中央】
  FM・AMチューナー(デジタル)「SONY ST-S500」
  レコードプレーヤー「SANSUI FR-2060」
  カセットデッキ「SONY TC-k555ESL」
  ディスクプレーヤー「Panasonic BMP-BDT180」
  FM・AMチューナー(アナログ)「Pioneer TX-6700」
  CDデッキ「Pioneer PDR-D50」
【右列】
  2トラ38cm オープンデッキ「SONY TC-7760」

 

 
 

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