受信環境ノイズ源さがし その6【探索データを可視化】

<2019年10月16日>
10月5日 快晴 270°方向電力柱

【探索ラジオとIC-7610】


270°方向 電力柱

 ノイズ問題が発生して以降、周波数・モード・天候・日時など受信環境を意識しながら探索してきました。

 感覚的に言うと、「中波帯下限でパリッパリッというスプラッタ音が聞こえるときは、18MHzバンドでもノイズが確認」できます。

 特に、朝から天気が良く、晴れ上がってくると18MHzバンドノイズのSメータが大きく振れてきます。

 なお、夜間・雨天時はノイズが感じられなくなります。


   ということで、可視化した代表的データとして10月5日分を記事にしました。

 10月5日 秋晴れの快晴 午後3時過ぎ。
 CQアンテナ270°方向にある電力柱からは十分ノイズが発生しており、録画日和でした。


 探索ラジオで、「中波帯:525~1605kHz 」「短波帯1:3.9~12MHz」「短波帯2:12~30MHz」を受信しましたが、全帯域でノイズが確認できました。




 この録画は、ノイズ源さがしの発端となった18MHzバンドを含む短波帯2の状況です。

 12MHz~30MHzまでゆっくりとダイヤルを回しています。

 録画では分かりづらいですが、18MHz帯からノイズが増えています。


 現場録画が終わったので、今度はシャックに戻って「IC-7610」で受信。

 ノイズは30MHz以上まで拡がっており、広帯域でスペクトラムが見えました。

 以下のキャプチャーは、「周波数:31.5MHz モード:AM フィルタ帯域:9.0KHz」に設定し、受信状況を変えて記録したものです。


快晴 CQ 270°受信

 午後3時54分 CQアンテナ 270°方向(ビーム方向)⇒ノイズ信号「Sメータ 5」。


快晴 CQ180°受信

 午後3時57分 CQアンテナ 180°方向(アンテナサイド側)⇒「Sメータ 0」。


快晴夜間 CQ270°受信

 午後7時 CQアンテナ 270°方向(ビーム方向)⇒ノイズ信号「Sメータ 0」。


 ノイズの発生メカニズムは全く分かりませんが、気温や湿度に何か起因するのでしょうか?


 

 
 

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