受信環境ノイズ源さがし その4【宅内LAN 光ルータ】

<2019年10月05日>
48KHz・61KHz間隔のノイズの山

【副産物発見】


7MHz帯 48KHz間隔

 夜な夜な7143KHzでローカルラグチューをしていますが、この周波数は色々な外来信号が入感しています。

 他局が少ないのでローカルで使用するにはかえって都合がよいと思い込んでいました。


 受信ノイズ源を調べるにあたって、改めて7MHzバンド全体のスペクトラムを見てみると何~と「48KHz間隔のノイズの山」が見えます。

 おまけに、自宅からのノイズ源と思われる「宅内LAN」の電源を落とすと「7143KHzのノイズ」が消えることに気が付きました。(アチャー)

宅内LAN 光ルータ

 遡ること11年前、我が家の「宅内LANはADSL回線」で、14MHzバンドで約40KHz間隔のビート信号があることを確認しました。
(当時は耳とSメータで判断。)

 その対策として、スイッチングHUBの電源に「FT-140#43にキャンセル巻きした小型のACラインフィルタ」を挿入することにより、ビート信号は消えました。

 その後、光回線に変わりましたが、ルーターの電源は直接AC接続のままとなっており、光ルータの影響に全く気が付いていませんでした。

 今回、宅内LANのON-OFFをしたことにより改めてノイズ源であることに気が付いたのです。

 ちょっと気付くのが遅すぎますが、IC-7610のスペクトラム・スコープのお陰です。



7MHz帯 対策後

 対策として光ルータの電源をスイッチングHUBと同じACラインフィルタから供給することにより、48KHz間隔のノイズの山は外来ノイズと同程度まで下がりました。



14MHz帯 61KHz間隔

 ところが、14MHz・21MHzバンドで確認していた「61KHz間隔のノイズ」は減少しませんでした。

 別の対策が必要です。(苦!!!)


 

 
 

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