インターフェア対策 その4【コモンモード対策】

<2008年02月05日>
TXからANTまでのコモンモード対策

【配置はなるべく直線的に】

TXからANTまでインターフェア対策

 「電波障害対策基礎講座」によると、ケーブルがクロスしないよう直線的に配置するようにとある。


 配管工事のときはここまで意識していなかったので、TXの出力端子の位置と同軸ケーブル配管位置を考慮して写真のように配置した。



 TXの後ろから、コモンモードフィルタ、LPF、SWRメーター、同軸切り替えSWの順に配置し、QUAD直下にもコモンモードフィルタを挿入した。

 また、TXから出るラインには全てコモンモードフィルタを付けるようにとあるので、ACラインフィルタの挿入、DCコード、マイクコード、ライン入力、電鍵、スピーカーコード、それぞれに分割型コアを取り付けた。


CMFケース収納
 アンテナ系のコモンモードフィルタを自作。

 トロイダルコアのFT−240#43とFT−240#61をシリーズに、テフロン同軸RG142B/Uを巻き、耐熱プラスチックケースに収納した。

 #43はHF帯基本波用(6〜8回巻き)、#61は50MHz及びHF対高調波用(4〜5回巻き)。

 テフロン同軸は高価だが、将来のハイパワー化に備えてのこと。
 ケースは金属ケースでないほうがFB。

 この後ろに、手持ちのローパスフィルタを中継コネクタで直結した。



シュペルトップコモンモードフィルタ QUADの給電部に近いところにもコモンモードフィルタを挿入した。
 写真を撮っていなかったので、メーカーのものを借用。



ACラインフィルタ
 ACラインフィルタを自作。

 トロイダルコアFT−240#43を2個シリーズに、ACコードをキャンセル巻きしプラスチックケースに収納した。

 アンテナ系は耐熱のしっかりしたケースであるが、こちらはホームセンターにあるものを流用。Hi



DCコード対策ライン入力対策

 TXから出るコード類には全て分割型コアを装着。

 今回アース系は対策しなかったが、ハイパワー化のときは必須事項。


 ということで、送信側でできる対策は行なったつもりなので、いよいよテスト電波を出してみることに。・・・


 

 
 

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