インターフェア対策 その3【もう一つ思わぬ敵が】

<2008年02月04日>
QUADは高利得?

【微弱なノイズもS4で受信】

微弱なノイズもS4
 めでたくQUADも上がったので受信してみるが、コンディションがBFなため外来雑音ばかりが目立つ。

 そのうち、約40KHz間隔で同じような信号が受信されることに気が付いた。(・・・14.094 134 174 214 ・・・)

 最初は気にしていなかったのだが、TVI調査のため送信テストをしようとQUADをTVアンテナのある自宅方向へ向けてみると、S4まで振れるではないか。


 ボイラー対策が不十分だったのか。
 ここで荒療治。
 ボイラーの電源を落としてみたが、状態は変わらない。




ADSL&LAN配線盤
 次に、自宅から出るノイズ源としては、家中に配線しているLANが怪しい。
 先ず、ADSL機器の電源を落としてみるが変化なし。

 シャックにもLAN配線を延ばしているので、UTPケーブルをはずしてみると信号レベルは下がった。

 しかし、無線機とネットインフラは仲良く同居してくれないと新しいハムライフが楽しめない。
 
 HUBの電源を落としてみると信号は消え去ったが、HUBがなければLANは構成できない。

  試しに、TX用に作ったACラインフィルタをHUBのACラインに挿入してみると、ピンポーン。
 見事に約40KHz間隔に現れていた信号は受信されなくなった。



ACラインフィルタキャンセル巻き
 UTPケーブル経由よりも、ACライン経由で出ていたようである。

 その後、TX用ではいかにもごついので、FT−140#43にキャンセル巻きした小型のACラインフィルタを作り交換した。

 ということでQUADは高利得であった?



 実は、この他にもう一つノイズ源があるのだ。

 配電線が自宅の前を走っているのだが、電力柱の碍子から出るノイズである。
 乾燥してくると、アナログテレビにチラチラとノイズが走るので、高感度受信機でなくてもよく分かる。

 いずれ電力会社に伝えなければ。・・・

 

 

 
 

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