キュビカルクワッド仲間 その2【CQパターン測定】

<2013年04月24日>
作業は2時間

【JST-135連続送信】

 ローカルOMのキュビカルクワッドがいよいよ上がったので、早くアンテナパターンを見たいということで測定のお誘いがありました。
 田舎のラジオ少年がCQを上げてから数年も経つのですが、未だパターンを見たことがなかったので、お互いに測定しあうことになりました。

 OMのシャックには、FBな自作ATTとSメーターのアナログ出力があるリグが陣取っています。
 当局からはキャリアを送信し、OM局はSメーター出力の信号レベルが一定になるようにATTを調節して相対的なdBを測定します。
 お互いにCQを向け合い、当局CQのパターンを調べるときは、OM局CQは方向を固定し、当局CQを30度ステップで回転しながら測定していきます。
 OM局CQのときは、その逆の動きをします。

 30度ステップですので、1バンド12回×5バンド×2局=測定回数は120回となり、実に2時間に及ぶ作業でした。
 その間、当局のJST-135を殆んど休む間もなく連続送信しましたが、最後まで無事動いてくれました。

14MHzPattern 18MHzPattern

21MHzPattern 24MHzPattern

28MHzPattern

 一応実測結果をグラフ化してみました。
 CQのフロントは、ローテーターの方位調整の353度(磁北)に合わせていますが、パターン実測は30度単位で行いましたので一致しておりません。


 ローカルOM局は田んぼの中の一軒家というFBな環境なのですが、当局の環境はFBとはいえません。
 CQは15mタワーの上に乗っているのですが、北側に隣家、南側に我が家、東側には配電線路があるので、かなり影響を受けていると思います。
 実質的な地上高も低いのではないかと思います。
 その上、初めて上げたCQは粗調整のまま。

 過去の無線誌の記事を見ると、エレメント寸法・材質・組み立て方・マッチングなどの説明はあるのですが、パターンは殆んど掲載されていません。
 これでは正しい評価が出来ませんのでローカルOMの評価に任せましょう。(実は知識がない)・・・


 

 
 

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