DXを楽しんでいます その136【Clipperton Island TX5S】

<2024年01月21日>
本年初めてのATNO解消

【Elecraft K4DはダイレクトサンプリングSDR】


TX5S

 「Clipperton Island TX5S」DXペディションが、1月20日から始まりました。

 DXnew'sでは1月18日~2月2日までとアナウンスされていましたが、ATNO対象なので昨年から楽しみにしていました。

Map

 クリッパートン島は、太平洋のメキシコ沖に浮かぶ絶海の孤島で、フランス属領の無人島です。



Clipperton Island
 DXnew'sによると、海が荒れており食糧の補給の一部を失うほど困難な上陸となっているようです。

 その上、潮が満ちてきたら、キャンプ場まで歩いてすぐの場所に再配置しようと計画を見直しているそうです。

 しかしながらチームの皆さんは、全部の機材が搬入できない状態にもかかわらず、世界中の期待に応えようと20日から18MHzCWでオンエアを開始してくれました。

 もちろん超超パイルアップで、一応参戦してみますが全く歯が立ちません。

 そんな中、ローカルOMさんはWKD。(流石です)


18.095MHz FT8

 2日目の早朝、DXスポットとPSKREPORTERを見ると18.095MHz FT8と表示されています。

 早速ワッチすると既に超パイルアップになっていますが、肝心のご本尊が見えません。(泣)

 仕方がないので静観していると、午前6時10分頃ようやくご対面。

 空周波数などあろうはずもないのですが、あちこち動きながら30分間コールしますがカスリもしません。

 やはりHomeからの微弱電波は1000~3000Hz内では埋もれてしまうので、ダメモトで3142Hzでコール開始。

 すると、
 213900 TX5S -24
 213915 JA2PTQ R-12
 213930 TX5S RR73

 レポートはギリギリでしたが、作戦大成功。(ヤッター)


Elecraft K4D Transceiver

 ペディションが始まる前にTX5Sのウェブサイトで設備を見ていたのですが、Elecraft K3のイメージが残っており、FT8の3000Hz以上は使えないと思い込んでいました。

 今回のWKDの後、ウェブサイトをよ~く見ると、K3と共に「K4D」と書かれており、Elecraft K4Dを調べて見ると最新式のダイレクトサンプリングSDRでした。

 JAの皆さんも3000Hz以上でも応答があると分かってきたのか、3500Hzまで拡がっています。(苦)

 年老いた田舎のラジオ少年は、超超パイルアップの中でATNO解消できたので大満足です。(あーうれっしゃ)


 

 
 

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