DXを楽しんでいます その131【Tristan da Cunha and Gough Island ZD9W】

<2023年10月02日>
トリスタン ダ クーニャ島は嵐

【意外にも7MHzでWKD】


ZD9W

 「Tristan da Cunha and Gough Island ZD9W」が9月29日から10月22日まで出ています。

 ここに行くには海路でケープタウンから5~6日ですが、統計によれば、3隻に1隻の船が、海で2~3日経過した後、乗客を下船させずに帰港するという厳しいところだそうです。

 今回は、予定の9月24日よりは遅れたものの、ようやく嵐が治まり9月29日の昼頃に上陸できたとのことです。(よかったー)

Map

 トリスタン ダ クーニャは、南大西洋に浮かぶ火山諸島からなるイギリスの海外領土です。

 トリスタン ダ クーニャ島には約260人の定住人口がある世界有数の孤島のひとつであり、ギネス世界記録には「世界一孤立した有人島」として掲載されています。


broken ANT

 上陸後、即座にEFHWとDX-Commanderアンテナの設置に成功しており、約200のQSOを行ったとのこと。

 ところが、金曜日(9月29日)の非常に強い風、土曜日(9月30日)には風が2倍強くなり、さらに雨も降り始めたため、DXコマンダーのアンテナが壊れてしまいました。

 しかし、日曜日(10月1日)アンテナを修理し、運用を続けているとのことです。

 日本時間の9月30日と10月2日の早朝、14MHzFT8でZD9Wの信号を予想以上の強さで受信できましたが、JAの超パイルアップでどうにもなりません。(汗)

 DXペディションのサイトを見ると、チームのオペレーターはYL2GM (Yuris Petersons)一人であり、厳しい環境下で運用を続けるのは並大抵なことではないと思います。

 ところが、我先にWKDしたいという気持ちは分からないでもないですが、クラスタ上には心無いコメントが書かれており残念です。(泣)




7MHZ FT8

 夕方はどんなコンディションかなと思いワッチをしてみると、意外なことに7MHzFT8でZD9Wが入感しています。

 当然のことながらJAの超パイルアップで空いている周波数がないので、ダメモトで3030Hzでコール開始。

 不思議なことは起こるもので、コール8回目で・・・
 072000 ZD9W +00 濃いピンク色。

 まさかの応答にボーッとしており、3030HzのままR-応答。
 やはりというか、RR73は返ってきません。(汗)

 慌てて、疑似F/HでZD9Wの送信周波数に変更・・・。
   072230 ZD9W RR73 見事にゲット。(ヤッター)

 あまりの嬉しさにキャプチャーを取るのを忘れるほどです。(汗)



ClubLog

 ClubLogにもアップロードされATNO解消です。

 長丁場のDXペディションが無事に終わり、安全に帰郷されることを願う年老いた田舎のラジオ少年です。(感謝)


QSL Card
【追記】
 QSLカードが届き、改めてチームの皆さんに感謝です。


 

 
 

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