DXを楽しんでいます その132【Swains Island W8S】

<2023年10月08日>
事の重大さに気付くのが、遅~い

【2019年から4年越しのDXペディション】


クラスタ
 昨夜、何気なくクラスタを見ると「W8S」が上がっています。

 コールサインから見て、どうしてUSAが上がるのかな?と思いQRZ.comをアクセス。


W8S

 W8Sの区分はUSAですが、ページ内に「W8S SWAINS Island 2023」が表示されており、Linkをクリックして事の重大さに気付きました。

 予定より遅れたものの、DXペディションがスタートしたばかりの10MHzCW情報がクラスタに上がったという流れを理解するまでに、かなりの時間を要しました。(遅~い)


Map

 スウエインズ島 は、南太平洋のアメリカ領サモアにある面積2.60km²の小さな珊瑚礁の島で、人口17人(2010年国勢調査)。

 アメリカ領サモアの一部の島ですが中心部のトウトウイラ島から北の遠く360kmも離れており地理的に隣のニュージランド領トケウラ諸島に属しており、トケウラ諸島側はオロセンガ島と呼び、また同島の返還も求めている。とのことです。

Swains Island

 この島は砂とサンゴでできた環状の島で、東西1マイル半、幅1マイル、高さは20フィートを超えず、浅いラグーンを取り囲んでいます。

 ラグーンはわずかに汽水域であり、海との表面的なつながりはなく、狭い海岸の頂上からラグーンの端に至るまで、土地の大部分は植物、約800エーカーのココヤシの木、太平洋に広く見られるさまざまな木や低木で覆われています。

All DXCC entities

 スウエインズに行くのは困難か、ほぼ不可能で、特別な手配はかなり前から行う必要があり、輸送は常に気象条件に左右されるという厳しい環境です。

 DXニュースによると、2019年に準備を進めていた2020年春のDXペディションがCovit19の影響で秋に延期され、更に2021年春に再延期されました。

 延期を重ねてもCovit19の収束が見通せない中、プロジェクトチームは諦めることなく、2023年春に再計画。

 が、またもや2023年秋に延期されていました。

 それでも、ここに来てプロジェクトチームの忍耐強い活動が実を結び、2019年から4年越しのDXペディションが今回実行されました。

 LoTWのALL Entitiesを見ると、「SWAN ISLAND(DELETED)」と「SWAINS ISLAND」が併記されています。

 DX初心者には、その経緯は分かりませんが、貴重なATNO解消のチャンスなので、とにかくチャレンジあるのみです。

10/24MHz CW
 昨夜クラスタに初めてUPされた「W8S 10.111 CW」は、最初はノイズまみれでしたが、午後9時半過ぎになると、どうにかコールバックが分かるほどに信号が上がっていました。

 ダメモトでコールを繰り返していると、JA2PTQ 5NNを受信したような?。(タイミングは合っていた)・・・。

 画面は今朝8時過ぎの「W8S 24.891 CW」ですが完全にデコードされているので、こちらは大丈夫でしょう。(笑)



21MHz FT8

 これは今朝の「W8S 21.090 FT8」。

 エンティティはUSAになっていますが、こちらも大丈夫でしょう。



 

 
 

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