DXを楽しんでいます その24【St Pierre & Miquelon TO5M】

<2019年08月16日>
頼りの14MHzFT8が運用されな~い

【ヤドカリ方式】

【追記】
 やっとこさのQSOだったので、やっぱりカードが届くと嬉しいです。

TO5M QSL
 
TO5M
 
「CY9C」に引き続き、サンピエール島・ミクロン島からのDXペディション「TO5M」が8月10日から18日まであるとのことです。

 サンピエール島およびミクロン島は、カナダのセントローレンス湾に浮かび、ニューファンドランド島南部に位置する島で、フランスの海外準県。

 もちろん今回もATNOですが、またもや北極圏周りの電波なので難しそうです。


The team

 ローカルOMは初日に14MHzFT8で早速Worked。(流石)

 年老いた田舎のラジオ少年は、涼しいうちにと早朝から墓周りの手入れをしていました。

 「CY9C」の経験からすると、14MHzFT8に期待するのが一番と軽く考え、早朝、夕方、夜間と時間を変えながら「TO5M」の出現周波数をワッチしますが、初日以降14MHzFT8の運用がありません。

 10MHzFT8はありますが、全くご本尊は見えず。
 頼りの14MHzはCWかSSB。

 仕方がないので14MHzCWに参戦してみますが、弱い上に物凄いパイルアップであえなく撃沈。
 そんな状況でもCWでWorkedできるローカルOMは大尊敬です。

 5日間ワッチを続けてもコールできる環境にもならず、ついローカルOMに泣き言。


TO5M FT8

 "終盤になれば14MHzFT8のサービスがあるよ。"との言葉を励みに、6日目のワッチ。

 この日は10MHzFT8がJAに対して強いらしく、かなりの局がコールしています。
 
 相変わらずご本尊は見えませんが、ひょっとしたらとワッチを続けているとTO5Mのサイトに14MHzFT8のオンエア表示が出ました。

 ついに14MHzFT8のチャンス到来。
 かなりの局がコールしていますがご本尊は見えません。

 夕食を早めに済ませ、19:00時頃からワッチ。
 すると19:30頃、初めての「TO5M」とご対面。

 ようやくコールに参戦です。
 今日の信号は+レベルまで上がり、期待できそうです。

 しかしスペクトラム画面は各局の電波で満員で、空いている周波数はありません。
 当てずっぽうでコールを続けますが応答なし。

 そこで、コールしている局のバンド状況を把握しておき、TO5Mから応答があった局の周波数にいち早くQSYし、コールを続けるという「ヤドカリ方式」に変更しました。

 20:40JST、ついに赤帯。「TO5M -12」。
 10局目位のヤドカリです。

 祈るような気持ちで「JA2PTQ R-14」を送りますが、「RR73」が返ってきません。
 20:42JST、念願の「RR73」。(やったー)


Realtime log
 
 期待を込めてTO5MサイトのRealtime Logを眺めますが、JA2PTQが現れません。

 QSO Finderの検索にもヒットなし。(いつものことながらガックリ)

 気を取り直して、前後のRR73局を検索してみると、Realtime Logに表示されない局もあるので、通常のClubLogのアップデートを待つことに。


ClubLog

 翌早、ClubLogを検索してみると「20m DATA1」の表示。
(バンザーイ!!)
 
 それにしてもFT8様様です。
 

Clublog slot

 僅かに1/27ですが、とにかく嬉しい。

 今回もあきらめずにトライできたのは、ローカルOMの後押しのおかげです。(感謝・感謝)



LOTW

 

 
 

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