DXを楽しんでいます その7【FT8の送信周波数は?】

<2018年10月28日>
1000Hz~4000Hz帯で送信 応答確立が高いのはどこ? 

【DX Pedition mode】

 
IC-7610 Spectrum Scope
 以前から、ペディション側(Fox)は"3000Hz以上の局をどうやって受信しているのだろうか?"という素朴な疑問があります。

 一般的な受信機の帯域は『~3000Hz』ですので、4000Hzまで受信するためにはなにか仕組みがあるのでしょうが、コールする側(Hound)から考えたらどうなるでしょうか。

 これは【VP6D 7.056MHz FT8 DX Pedition mode】の受信スペクトラムです。

 コール側(Hound)は、『+1000Hz~4000Hz』ということになっていますが、3000Hz以上で呼んでいる局は僅かのようです。
 

VP6D 18MHz FT8

 【VP6D 18MHz FT8 DX Pedition mopde】で送信周波数を高い方から下げながらコールしてみました。
 
 3750Hz⇒応答なし(約30分間)
 3521Hz⇒応答なし

 VP6Dは込み合っているので何とも言えませんが、2971Hzで応答がありました。

 
VK9XG 18MHz FT8
 
 こちらは【VK9XG 18MHz FT8 DX Pedition mode】です。
 受信は+10dB以上で、CQを連発しており試験コンディションは良好です。

 3504Kz⇒応答なし
 3023Hz⇒応答なし
 2941Hz⇒応答なし
 2763Hz⇒応答あり

 日を改めて、2回試行してみましたが同じような傾向でした。
 

VP6D 7MHz FT8

 こちらは【VP6D 7MHz FT8 DX Pedition mode】です。
 相変わらず1000Hz~3000Hzで凄いパイルアップとなっているので、+3000Hz前後の周波数でコールしていました。

 そうこうしているうちに、同じく参戦していたローカルOM局に応答があったのを確認。
 さすがだなと思いながら、即座に同じ周波数『+2807Hz』にTxを修正。

 そしてコールすること2回、なんと画面が赤く変わりました。『VP6D -12』
 無事に『RR73』もゲット。

 送信帯域の話とは無関係でしょうが、面白い流れでした。

 応答があること自体は確率の問題で、受信帯域の影響ではないかもしれませんが、3000HZ以上でコールする局は少ない気がします。

 それにしてもペディション側(Fox)の画面はいつも真っ赤でしょうが、どうやってさばいているのでしょうか。

 
VP6D DXA 7MHz CW

 ペディションも後半になってきたので「7MHzCW」は何とかしたかったのですが、良く聞こえているときは凄いパイルアップ。
 コールする局が少ない時は、外来雑音の渦の中。

 何日も粘って、チャンス到来。
 珍しく外来雑音もなく、コールする局も少なさそうです。
 7.010MHz UP3.2KHz。
 何~と一発コール。
 初めてのことなので嬉しくなって、記事差し込みです。HiHi

 

VP6D Log Search
 
 今回のVP6D DX Peditionは、ローカルOMさんの水先案内で大いに楽しませていただきました。
 年老いた田舎のラジオ少年の成果は大満足です。(笑!!)
 

 

 
 

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