デトロイト美術館展

<2016年05月23日>
なんと、全作品写真撮影OKです。

【記事の解説は、デトロイト美術館展の作品紹介の引用です。】


デトロイト美術館展
 豊田市の親戚を久しぶりに訪ねました。
 すると、豊田市美術館でデトロイト美術館展が開催されているとのこと。

 もとより年老いた田舎のラジオ少年に美術のセンスがある訳がないのですが、めったにない機会ですので案内していただきました。

 行って良かった。
 近代ヨーロッパの名画から得た感動は本物でした。!!!
 


ゴッホ

 フィンセント・ファン・ゴッホ ≪自画像≫ 1887年

 暗い色調で貧しい人々の生活などを描いていたゴッホは、パリに出てからは明るい色彩で自由なタッチに変わり、特にこの作品を描いた1887年に多くの自画像を描きました。
 南仏アルルでの耳切り事件により精神を病む以前の絵と知ると、より一層その明るさが際立ちます。
 青いスモックには指で描いた跡があり、大胆なゴッホの作風がうかがえます。




ルノワール
 
 ピエール・オーギュスト・ルノワール ≪座る浴女≫ 1903年~1906年

 ルノワールが生涯にわたって取り組んだ裸婦。
 足を組み、両手は上下異なる動作の複雑なポーズでありながら、安定した構図で仕上げられたこの作品は、複数描かれたほぼ同じポーズの浴女の絵の中で唯一完全な全身像が描かれた、ルノワールの代表作のひとつと言えるものです。




モネ
 
 クロード・モネ ≪グラジオラス≫ 1876年頃
 
 白い襟に縞模様の青いドレスをまとい、緑の日傘を差して立つ女性は、モネの妻カミーユ。
 イーゼルを屋外に持ち出して直接カンヴァスに描くことで、太陽の光が花や葉にあたってはじける瞬間や、強い日差しに揺れ動く空気の効果を生き生きと伝えています。


 

ゴーギャン
 
 ポール・ゴーギャン ≪自画像≫ 1893年頃
 
 タヒチに渡り、南国のエキゾチックな裸婦や原始的な世界を独特の作風で描いたゴーギャン。
 一時帰国した1893年に開催した個展が周囲に理解されなったこの時期、描かれたゴーギャンの表情は、挑戦的に見えるものの、心なしか不安や疲労も感じられます。




   パブロ・ピカソ作品の写真も撮ってあるのですが、"SNSをはじめとする不特定多数への公開が禁じられています。"
 ということで、記事にはできません。


豊田市美術館
 
 とても立派な豊田市美術館。さすが世界のTOYOTAの豊田市です。

 本展覧会は65,000点を超えるデトロイト美術館のコレクションの中から選りすぐられた52点を通じて、19世紀後半から20世紀前半までの美術の潮流を目にする貴重な機会といえるでしょう。
 また本展はデトロイト市と豊田市の姉妹都市提携55周年記念事業として、さらに豊田市美術館開催20周年・リニューアルオープン記念として開催されています。

 さらに、別館で開催されている企画展、【生誕百年 高橋節郎展 ―漆芸美の可能性を求めて―】は、
本当にきれいな日本の美で大変感動しました。

 

 
 

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