冬将軍がやってきた

<2011年01月17日>
用水路が雪で詰まった

【雪下ろしならぬ雪上げ】

 北日本や中国地方で暴れまくっている冬将軍がやってきた。
 今年の冬は穏やかでありがたいなあと思っていたのだが、ついに厳しい寒波がやってきた。
 
雪上げ作業
 この地域は豊かな水田地帯であるが、田んぼに必要な水を確保するために用水路が伸びている。
 
 冬はこの水を利用して除雪した雪を流しており、大変ありがたい用水路となっている。

 例年は何も問題がないのだが、今年は雪がいっぺんに降ったので、あちらこちらで除雪作業が重なり、大量の雪が用水路に流れ込んだ。
 
 そのため雪が用水路に詰まり、下流の方では水が流れなくなり、放っておくと住宅地では浸水騒ぎにもなりかねない。




重機
 本日、地域の役員に用水路の雪上げ作業の召集がかかった。
 上流では豊富な水が流れているのだが、なるほど下流に行くと雪が詰まっており全く水が流れていない。
 
 降ってくる雪は軽く水にすぐ溶けるのだが、一旦固まった雪が水を吸うととんでもなく重くなる。
 
 雪で一杯の用水路を見ただけで呑まれてしまい、雪またじに慣れているはずの役員一同も固まっている。
 
 意を決して雪上げを開始。
 あー、屋根の雪下ろしの方がましだ。
 まあ役員だから地域のためにがんばろう。
 
 しかしながら手作業だけでは追いつかず、足場の良いところでは重機の力を借りた。

 根気と気長な作業は暗くなるまで続いたが、どうにか水が流れるようになった。
 ヤレヤレ!!

 年老いた田舎のラジオ少年は、体力不足も手伝って腰が痛いやら腕が震えるやら・・・  



 

 
 

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