あんしんごはん 【おかずの駅】

<2010年10月17日>
土蔵造りのある町なみ

【高岡市】

 ひょんなことで「土蔵造りのある町なみ」を訪れた。
 山町筋の守山町から小馬出町へと続く旧北陸道に、明治時代の優れた耐火建築である土蔵造りの家が続く。

土蔵造りのある町なみ
 黒漆喰を塗った重厚な造りがみものだ。
 
 一帯は、高岡御車山祭りの山車を持つ"山町"と呼ばれる町で、商都高岡を支えた商人町だ。
 
 その通りに「レンガ造りの銀行(富山銀行)」が在り、その並び(写真では手前)に面白い店を見つけた。



あんしんごはん
 長いこと空き家になっていた土蔵造りの家を活かし、地産地消での食材で美味しい献立を提供する「あんしんごはん」というお店。




おかずの駅
 簡単に言うとバイキング方式の惣菜店である。
 
 大皿に、和え物・煮物・焼き物・揚げ物などの献立が並び、"グラム売り・単価売り"で好きなものを皿やパックに詰め込みレジで精算。
 
 郷土料理やお婆ちゃんが作ってくれたような懐かしい献立も。
 
 持ち帰って家庭などで食べることもできるし、店の奥の座敷でも食べられる。

 高岡観光、山町筋での散策で、ちょっと食事をと思い立ったら、是非お立ち寄りを。
 本当においしかった。




お惣菜のいろいろ
 そして、その食材の供給元が「あんしん農園」。

 「あんしんごはん」にて調理・販売する為の野菜達を、完全無農薬にて栽培。

 畑仕事は全く初めてとのことだが、農家の方に教えてもらったり、山のような本を読んだりして、オーナー自身が完全無農薬栽培の農園を始められたらしい。


 
 「あんしん農園」のブログはこちら。




高岡大仏
 その帰りに、歴史の上で奈良・鎌倉に次ぐ日本三大仏に数えられる「高岡大仏」をお参りした。

 約800年前、二上山麓に建立された木造仏が始まりとされ、前田利長公が高岡城築城の際に、この地に移したもの。

 しかし、木造仏はたびたび焼失し、現在の大仏は、伝統の銅器製造技術の粋を集め30年の歳月をかけて建立された。
 
 総高15.85m、重量65t。
 平成の大修理も完了し、一層美しくなっている。




 

 
 

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