早く出して早く片付ける
【2ndのお雛様】
今年もお雛様を飾る時期が来た。(春の訪れが遅い飛騨地方は旧暦)
我家には2ndYLがいるのだが、誕生に実家から頂戴した七段飾りを毎年飾り付けしている。
初めての女の子の孫とあって、実家の曾祖母や祖父母、そして我家の祖父母とみんなに可愛がっていただいた。
2ndも大人になったので、あまり感激はないようだが、親にとっては小さい頃のイメージと共に大切にしたいと思っている。
この辺では、早く出して早く片付けないと、婚期が遅れるというので、早めに片付けることにしよう。

飾り付ける人形や付属品が多く、最初はパンフレットを見ながら半日以上かかったものである。
ようやく飾り付けが終わると、来年困らないようにと写真を撮りアルバムに残した。(今ならデジカメだが、フィルム全盛期。Hi)
今は慣れたので、けっこう早く飾りつけが終わる。
飾り付けの時に、箱から出していくのも要領がいるのだが、片付ける時は、順序よく箱に入れていかないと入りきらなくなる。


【内裏雛の左右について(Wikipediaより)】
内裏雛は内裏の宮中の並び方を模している。
中国の唐や日本では古来は「左」が上の位であった。
人形では左大臣が一番の上位で天皇から見ての左側(我々の向かって右)にいる。
明治天皇の時代までは左が高位というそのような伝統があったため天皇である帝は左に立った。
しかし明治の文明開化で日本も洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋式に倣い右に立った。
それが以降から皇室の伝統になり、近代になってからは昭和天皇は何時も右に立ち香淳皇后が左に並んだ。
上記について補足すると、即位礼では天皇は正殿真中に立ち、皇后は向って右に立つ。
左右どちらが上位であるか以前に真中が上位である。
天皇が皇后の右に立つ理由は、少なくとも即位の礼においては西洋に倣ったわけではなく、真中・向って右に並ぶのであって、左・右に並んでいるわけではない。
中国では西太后・皇帝・東太后と並ぶが、日本では西太后に当る地位がないので、言ってみれば、(空席)・天皇・皇后となるのである。
つまり、関東雛の雛の位置は真中を考えずに、左右の現象だけで判断された結果と推察される。
それを真似て東京では、男雛を右(向かって左)に配置する家庭が多くなった。
永い歴史のある京都を含む畿内や西日本では、旧くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多い。
社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」としどちらでも構わないとしている。
【2ndのお雛様】
今年もお雛様を飾る時期が来た。(春の訪れが遅い飛騨地方は旧暦)
我家には2ndYLがいるのだが、誕生に実家から頂戴した七段飾りを毎年飾り付けしている。
初めての女の子の孫とあって、実家の曾祖母や祖父母、そして我家の祖父母とみんなに可愛がっていただいた。
2ndも大人になったので、あまり感激はないようだが、親にとっては小さい頃のイメージと共に大切にしたいと思っている。
この辺では、早く出して早く片付けないと、婚期が遅れるというので、早めに片付けることにしよう。

飾り付ける人形や付属品が多く、最初はパンフレットを見ながら半日以上かかったものである。
ようやく飾り付けが終わると、来年困らないようにと写真を撮りアルバムに残した。(今ならデジカメだが、フィルム全盛期。Hi)
今は慣れたので、けっこう早く飾りつけが終わる。
飾り付けの時に、箱から出していくのも要領がいるのだが、片付ける時は、順序よく箱に入れていかないと入りきらなくなる。




【内裏雛の左右について(Wikipediaより)】
内裏雛は内裏の宮中の並び方を模している。
中国の唐や日本では古来は「左」が上の位であった。
人形では左大臣が一番の上位で天皇から見ての左側(我々の向かって右)にいる。
明治天皇の時代までは左が高位というそのような伝統があったため天皇である帝は左に立った。
しかし明治の文明開化で日本も洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋式に倣い右に立った。
それが以降から皇室の伝統になり、近代になってからは昭和天皇は何時も右に立ち香淳皇后が左に並んだ。
上記について補足すると、即位礼では天皇は正殿真中に立ち、皇后は向って右に立つ。
左右どちらが上位であるか以前に真中が上位である。
天皇が皇后の右に立つ理由は、少なくとも即位の礼においては西洋に倣ったわけではなく、真中・向って右に並ぶのであって、左・右に並んでいるわけではない。
中国では西太后・皇帝・東太后と並ぶが、日本では西太后に当る地位がないので、言ってみれば、(空席)・天皇・皇后となるのである。
つまり、関東雛の雛の位置は真中を考えずに、左右の現象だけで判断された結果と推察される。
それを真似て東京では、男雛を右(向かって左)に配置する家庭が多くなった。
永い歴史のある京都を含む畿内や西日本では、旧くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多い。
社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」としどちらでも構わないとしている。
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