IC-7610 その16【ADC障害 ヒートシンク温度測定】

<2023年01月02日>
45分後に56℃

【ヒートシンクのギザギザ面の接着力が弱いかも・・・】


ADCヒートシンク温度測定 12分後

 ADCのヒートシンクは何℃位になるのかデジタルテスター付属の温度センサーで測ってみます。

 電源を入れた直後は、ほぼ室内温度ですが、徐々に上がっていき12分後には44℃。



14分後 45分後

 14分後に50℃、45分後には56℃まで上がりました。

 ケースに納めた場合は、もっと高温になると思います。

熱伝導性両面テープ

 右側は、熱伝導性両面テープの粘着剤(アクリル系)部分。

 左側は、粘着剤を少し剥がした基材(フィルム系)です。

 ヒートシンクに少し力を加えてみると、ADC面はくっついていますが、ヒートシンクのギザギザ面の接着力が弱い感じです。

 応急措置をした後も何回か再発しているので、接着面の熱抵抗が大きくなり放熱が上手くいかないのかもしれません。

 もしくはADC自体がダメージを受けているということでしょうか。(ウーン)



ICOM粘着物

 こちらは最初にヒートシンクが剥がれた時の写真ですが、接着面に残っているのは蜘蛛の糸状です。

 アクリル系の粘着剤と違うので、ICOM仕様は別素材のようです。

 そうはいっても剥がれ落ちれば元も子もないのですが。・・・(汗)



 

 
 

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