IC-7610 その13【姿を現したADC LTC2208は16bit版】

<2022年12月15日>
ADCは「LTC2208IUP#TRPBF」

【ICOM仕様の両面テープとは?】


ADC LTC2208

 IC-7610が本格的なSDR機として出てきたときに、ブラックボックス化されたADCが14bitか16bitかと盛り上がったようです。

 年老いた田舎のラジオ少年はIC-7610がシャックに並んだだけで充分満足でしたが、真相は如何に。

 くしくも今回の両面テープが剥がれたことによって、ADコンバーターが姿を現しました。



BLOCK DIAGRAM

 ADコンバーターのブロックダイアグラムです。



BOARD LAYOUTS

 MAIN UNITのボードレイアウトです。



PARTS LIST

発注情報

 ICOMのパーツリストとデータシートの発注情報を並べてみると、製品のマーキングは同じ「LTC2208UP」ですが、IC-7610のADCは「LTC2208IUP#TRPBF」で、温度範囲の仕様が分かります。

概要

 データシートの概要を見ると、ブラックボックス化されたADCは16bit版のようです。

 それにしてもADC交換だと「技術料と部品代で23K程+送料と税金」が必要らしいので、今回の症状で壊れていませんように。

 何とかヒートシンク再取付だけで済みますように。(アッサー)

 ICOM仕様の両面テープは入手できるでしょうか。・・・


 

 
 

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