IC-7610 その4【Version 1.05】

<2018年02月03日>
初めてのファームアップ

【逆サイド】


Ver1.04
 
 今日は週末なのでOM方が最新の話をして見えないかと7MHzをワッチすると、案の定IC-7610の話題でした。
 その中でバージョンアップのやり方を話して見えたので、当局のバージョンを確認してみました。



ファームウェア

 ICOMのサイトでファームウェア情報を見ると、ちょうど1月31日にVersion1.05が公開されたばかり。
 主な変更点は、FPGAの品位改善で「SSBモード時の送信電波品位(不要側波帯抑圧比)を向上。」とあります。
 


Ver1.05
 
 初めてのファームアップなので取扱説明書をゆっくり読みながら慎重に実行します。
 その後バージョン情報を確認すると
  Main CPU: 1.04⇒1.05
  Sub CPU: 1.01
  Front CPU: 1.00
  FPGA: 1.03⇒1.04
 うまくいったようです。

 今回の不要側波帯抑圧比向上は、後段のリニアアンプを押すための優れたエキサイターとして更なる改善をされたようです。


逆サイド

 SDRモニターで逆サイドは気になっていましたが、低域の出し方でも逆サイドのレベルが大きく変わるようです。

 "アー"など言葉によっても違いますが、当局のようにベアフットで本体のファイナルをFullに使う場合は、適正な変調レベルを保つことが基本のようです。
 (いつでも画像のとおりバサッと切れればいいんですが・・・)
 


送信音質(低音)
 
 低域のカット周波数を、フィルター送信帯域幅設定で「100Hz・200Hz・300Hz」の3種類とします。
 また、SSB送信音質(低音)でレベルを「-5~0~+5」と調整できます。

 逆サイドのレベルを下げるためには「-5」まで低音を絞るのが良さそうですが、音的には貧弱になるので、耳で聞いた感じとSDRで見たスペクトラムとのバランスが課題です。

 IC-7610をエキサイタとして軽~く使うのが良さそうですが、年老いた田舎のラジオ少年には程遠い話です。(笑!!)



 

 
 

コメント(2)

3/1付けでVer.1.06にUPされてます。
これまでのVerと何がどう違うのやら??

あ~気が付きませんでした。
Ver1.05の時は7MHzでOM局が話題にされていました。
特にトランスバータOUT+リニアアンプの不要側波帯抑圧でした。
 
明日は日曜なので話題に上がるかもしれませんね。

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