SDR体験 その8【優秀なHFコンバーター】

<2015年04月19日>
強力な電波が一杯

【おまけの送信モニター】


シャック
 ノートパソコンをSDRディスプレイのように配置しました。
 気分だけでも、今風のシャックです。(汗!)

 本SDR-HF001は、TVチューナー用USBドングルにアップコンバーターを付加してHF帯を受信(HF+50MHz)するものですが、今回は、そのアップコンバーターをスルーして、JST-135のIF信号(70.455MHz)を直接受信しています。

 言い方を変えれば、TVドングルに高性能なHFコンバーターが付加されたようなものです。
 


強力な電波
 夜間の7MHzの状況です。
 バンドの外には海外放送局の強力な電波が真っ赤です。

 バンド内も、コンディションが上がり強力な電波で一杯です。
 録音したファイルをワッチしてみると、バンド内で一番真っ赤な電波は、超スーパーローカル局でした。(超強力!)

 JST-135は30年近く前の機械ですが、RF段の選択度向上のために、複同調回路のバリアブル・キャパシター・ダイオードにCPUよりD/A変換した制御電圧を加え、受信周波数に連動するチューニング方式を採用しています。

 最新式のRIGには及ばないと思いますが、かなり弱い電波も聞き分けられるようになりました。



モニター
 第一IFの分配ポイントが送受信共通であるため、おまけとしてJST-135の送信信号をモニターできるようになりました。
 音声モニターとしては遅延があるため使えないのですが、送信信号を目で見ることができます。

 本来ファイナルから出る信号をモニターしなければいけないのですが、IF段でのオーバーレベル監視にはなります。
 幸か不幸かパワーを上げれなくなりました。(苦!)



 

 
 

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