リミッティングアンプ製作 その16【dB表示】

<2008年07月22日>
dB表示に変身

【コールサイン入りメータスケール】

 お恥ずかしいのだが、春先の異動から全く更新ができなくなってしまった。
 忙しくてもきっちり運用して見えるOMは見えるので、単なる言い訳に過ぎないのだが・・・。

 おまけに長らく付き合ってきた我が家のパソコンがついにご臨終。
 まったく更新不可能に陥ってしまった。

 新しいパソコンを思案していたのだが、我が家の経済状況から、結局、?万円の中古パソコンを入手することにした。
 OSしか生きていないパソコンなのだが、世の中には使えるフリーソフトが出回っており、本当にありがたい時代になった。

 ということで、久しぶりの更新ネタである。



メータ分解 2号機の前面パネルにはリミッティングレベルを表示するメータがあるのだが、μA表示のままになっている。
 甲斐性があるOMさんは、メーターのスケール表示を入れ替えてdB表示にされている。

 2号機を製作する切っ掛けとなったOMさんがdB表示メータスケールを作ったということで、わざわざ送っていただいた。

 持つべきは同郷の先輩である。感謝、感謝・・・。
 早速、メータを取り外し分解する。




メータスケール新旧

 
 
 右側 取り外したμA表示メータスケール

 左側 新しいdB表示メータスケール





メータ交換後 ご覧のとおりdBメータスケールに交換するとFBなフロントマスクになった。
 今までは0〜100の目盛を見て頭で換算していたが、これからはdB目盛を見ながらのオンエアとなるので、リミッティングの掛かり具合が一目瞭然で大変FBである。

 メータスケールには、田舎のラジオ少年のコールサインも入っており格好いい。




dB表示

 せっかく再QRVを果たしたので、ストレス解消も兼ねてできるだけオンエアしている。
 14MHz初心者の当局としては、猛者連が集うこのバンドは恐怖ではあるのだが、「20年も前のリグ(JRC_JST-135)を使っています。」と紹介すると、「JST-135の音質イメージと違っていい感じだ。」というリポートを頂戴する。

 昨今のDSP処理とは違い、メカニカルフィルターのいかにもSSBという音質イメージを持って見えるのだろうか。
 「リミッティングアンプを製作しBM手前に入力しています。」と紹介すると、相手局は納得される。

 地声がモサッとしておりクリヤではないのだが、過変調にもならず2号機はFBに動作しているらしい。初心者としてはありがたいことだ・・・。


 

 
 

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