キュビカルクワッドにチャレンジ その12 【雪とクワッド】

<2008年01月04日>
飛騨の雪とQUADの戦い?

【ちょっと大げさだけど春まで心配】


雪をかぶったクワッド
 年末31日から年始1日にかけて大雪警報が出され、シャックの周りで膝上までの雪が積もった。

 今は新雪で軽いので大丈夫だが、飛騨地域の雪は湿り気が多く温度の低下と共に凍ってしまう。

 特に、1月末から2月にかけての大雪と凍てつきに耐え、春の再調整までQUADの勇姿を保って欲しい。Hi



 昨年の内に、どうにか電波が出せる状況にはなったのだが、あせる気持ちの前に大事なことがある。
 インターフェアの確認である。

 TXの後ろには、コモンモードフィルタ、LPF、ACラインフィルタ、コネクタには分割型コア、そしてQUAD直下にもコモンモードフィルタ。
 たかが100Wであるが、ハイパワー化の勉強も兼ねて取付けてみた。

 TXのすぐ近くにアナログTVを設置。
 QUADの方向をTVアンテナへまともに向けて、いざ、テスト電波の発射。

 記念すべきOn the air のはずが、見事に、TVI発生。
 我が家は強電界地域なのだが、各部屋への分配のために30dBのブースターを入れている。

 ブースターの入力をはずし、分配器へ直接入れた状態ではTVIは皆無になった。
 基本波によるブースターの混変調のようだ。

 ためしにRF電流計で測定してみると、TV配線の同軸に強力な高周波電流が流れている。
 取り急ぎ、手持ち部品で「コモンモードフィルタ+HPF」を作り、ブースターの入力に入れると見事にTVIは消え去った。

 インターフェアについては、別カテゴリ「インターフェア」で紹介することにしよう。
 


 ということで、ワッチをしてみるが話に聞いていたとおりコンディションは最悪のようだ。
 先ずは、久しぶりのLocal局とのQSO。
  
 そして、近場ではあるが、ベトナムのホーチミン、ミクロネシアのポンペイ、チャイナ、コーリアとQSOし、先ずは年老いた田舎のラジオ少年の再デビューは無事終わった。

 今年はサイクル24に向ってコンディションが上がって来るとか。
 そうなるとグッドタイミングでQUADを上げたことになるのだが。
 春の再調整が楽しみだ。

 なぬっ! そんなことよりオペレートの練習をしろってぇ。・・・


雪とアンテナ


 

 
 

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