キュビカルクワッドにチャレンジ その6 【レフレクター組立】

<2007年12月21日>
レフレクターの組立

【エレメント巻き】

エレメントコーナー5Band
 取扱説明書には柱上での組立手順も書いてあるが初心者には無理。
 地上に材料を広げて組むことにしよう。といっても広大な敷地ではないので少しばかりの甲斐性は必要だ。

 先ずは、クロスマウントとスプレッダーロッドを組むのだが、これは問題ない。

 採寸したエレメント(日記その4)を、固定したエレメント止め金具(日記その5)に通していく。
 通す順番は、スプレッダーロッドの4つのコーナーを右又は左回りの1方向に通していくのがオーソドックスだ。

 しかし、今回は1人での作業ということで、エレメントのねじれを少なくするために、「コーナーc点からコーナーb点方向へ」、「コーナーd点からコーナーe点方向へ」と2方向に分けて通していく。

 各コーナーでは、エレメントのマーキングと仮止めしておいたウレタンチューブの位置を合わせてから、コーナー処理見本のとおり付属のバインド線で固定する。

 エレメントは14・18・21・24・28MHz(外側から内側)の順に巻いていく。
 取扱説明書には、「エレメントの多少の長短は性能の許容内だから、少しゆるめに真四角に仕上げること。」と書いてあるので気楽である。



エレメントコーナー処理


一時仮置き

 タワー建設の工程の都合で、QUADの仮設準備ができないため、一時保管をしなければならない。

 やむを得ず、エレメント接続(a点とf点)をしない状態で車庫の屋根に一時保管。Hi



エレメント接続

 エレメントの「a点とf点」を合わせて付属のスズメッキ線を巻いて固定したあと、ハンダ上げする。



レフレクター部完成

 出来上がったレフレクター部。

 この後、レフレクター部を垂直に起こし、真ん中の運搬用物干し竿をXYLと2人で持ち、ゆらゆら揺れるエレメントを気にしながら、かに歩きでタワーの仮設部まで運ぶのであった。(外から見ていた人にはなんともおかしな姿だったろう。)


 

 
 

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