JA2PTQ Websiteのスマホ対応 その2【スマホ表示用スタイルシート 】

<2020年04月19日>
Chromeデベロッパーツール

【CSS コード】

 PC用とスマホ用CSSの切り替えができるようになったので、本命のスマホ用CSSを作らなければなりません。

 一から作る技量はないのでPC用CSSのコピーを基に修正していきますが、年老いた田舎のラジオ少年には強い味方があります。

 Googleクロームにはデベロッパーツール(要素の検証機能)というびっくりするくらい便利な機能が備わっており、HTMLとCSSが同時に表示されるので試行的に修正しながら、様々な大きさの端末での動きをシミュレーションできるという素晴らしいツールです。

Chromeデベロッパツール


 idやclassを選択するとシミュレーション画面の表示位置が分かるので、stylesのコードを追加・修正しながらレイアウトを合わせていきます。

id class

 ネット記事を参考に無手勝流で向かうには打ってつけです。


CSSレイアウト

 ややこしい表示領域の関係も、一目瞭然です。


【スマホ用CSSで、レイアウト修正(例)】


 これでできたと思ってスマホで表示しますが、PC用レイアウトのままです。

 何回も再構築をしますが表示は変わりません。??

 あーっ、キャッシュが効いていることに気付くまで時間が掛かりました。(汗)

 スマホブラウザのキャッシュをクリアすると、スマホ用レイアウトに更新されました。

キャッシュ表示 スマホレイアウト表示


Top homepage-image

 最後はトップ画面の印象を決める画像の調整です。

 画像の原寸はPC用で、横1007×縦288ですが、スマホ用レイアウトで横幅100%で綺麗に可変表示させる必要があります。



styles

 Chromeデベロッパーツールで、いろいろと試した結果、2つのコードを追加しました。

『background-size: contain;』
 縦横比を保持して、表示領域に収まるように背景画像を表示します。

『padding-top: 29%;』
 高さを0に指定して、paddingで領域を確保します。

 paddingの高さの計算については、『表示画像の高さ ÷ 表示画像の幅 × 100』で求めます。

 この場合は、『288 ÷ 1007 × 100 ≒ 29%』となり、うまく表示できるようになりました。


 本来はスマホ表示ファーストでデザインを一新するのがベストですが、CSSの変更でお茶を濁す年老いた田舎のラジオ少年でした。(チャンチャン)

 

 
 

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