JA2PTQ Websiteをスマホ対応 その1【レスポンシブWEBデザイン】

<2020年04月17日>
「meta viewportタグ」「@mediaクエリ」

【スタイルシートで、PC用とスマホ用CSSを切り替える】


 本ウェブサイトは、MovableTypeの付属テーマのテンプレートをカスタマイズしてPC表示していますが、スマートフォンが主流となった昨今、PC表示だけでは時代遅れとなってしまいました。

 以前から何とかしたいという気持ちはあったのですが、スマートフォンにもPCにも対応する「レスポンシブWEBデザイン」は、どうにも敷居が高く手付かずのままでした。

 新型コロナウィルスの影響でDXペディションがなくなり記事ネタもないので、スマートフォン対応のためにようやく重い腰を上げます。

PC表示  PC表示

 スマートフォンでPC用レイアウトを表示してみても見にくいだけです。(泣)

 何かいい方法がないかとネット検索してみると世の中の技術は進んでおり、「meta viewportタグ」「@mediaクエリ」を見つけました。

 これなら年老いた田舎のラジオ少年でも何とかなるかもしれません。

【ヘッダーに、「meta viewportタグ」を追加】


【link要素として「@mediaクエリ」を指定】


 試してみると、うまく動作しました。


テンプレート



 このままでもスマートフォン表示はできるのですが、せっかくCMSを使っているのでスマホ用テーマに発展させようと思います。

 管理画面のテンプレートモジュールから「ヘッダー」を選択し、meta viewportタグ行を記述します。

 この記述の意味は、
   『利用者がアクセス時に使用した機器について、画面サイズなどの情報を入手する。』
   『この情報にある画面の横サイズから、PC向けかスマホ向けかを判断する。』

【テンプレートモジュール ヘッダーに、meta viewportタグを追加】


 次にインデックステンプレートのスタイルシートを選択します。

 MovableTypeのスタイルシート「styles.css」には、PC表示用のCSSファイルをインポートするように記述されています。

 この記述を、PC用CSSとスマホ用CSSを切り替えできるようにしなければなりません。

 ところが、CSSファイルを読み込む「@import」と表示メディアを判断する「@media」をどう組み合わせるか分かりません。

 けっこう悩みましたがネット上にある先駆者のお陰で、下記のとおり記述したところうまく切り替えできるようになりました。(あーうれしっしゃ)

【インデックステンプレート スタイルシートに、PC用CSSとスマホ用CSSの切り分けを指定】


 今回は初めての試みなので、「480px」をブレークポイントとします。



テーマ

 この段階で、スマホ表示用のテーマとして保存しておきます。

 現用テーマと新規テーマを使い分けることによって、新しいカスタマイズとの並行作業ができるようになります。

 このへんがMovableType CMSの便利なところです。


【おまけ】
SAE

 ついに、国際郵便が一時停止される前に出していたSAEが戻ってきました。

 例えDX局に届いていたとしても、QSLカードが送られてくるのはいつになることか。・・・・・

 

 
 

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