430MHzアンテナ その5【G.P. ANT配線 損失改善】

<2022年10月31日>
中継コネクタ損失

【50Ω整合型M型コネクタ】


 430MHz15エレ八木アンテナで山岳反射を探してみるも、なかなか最良点が見つかりません。

 一方、G.P.アンテナではギリギリながらもQSOできているので、配線系の損失を見直し送受信レベルをUPしたいと思います。


同軸コネクタ損失試験

 当初はローカル局との連絡用だったので430MHzでの損失を考えたことすらありませんでした。

 そこで両端にM型コネクタを付けた5D-2V 1mケーブルを作製し、パワー損失からMP-5Sの損失を換算してみました。(図をクリックで拡大表示)


中継コネクタ損失

 更に同じケーブルをもう一本作製し、M型中継コネクタを挟んでパワーを計測してみてビックリ。

 MA-JJの損失換算で「≒-1dB」。(図をクリックで拡大表示)


GP ANT配線 損失改善

 大した考えもなく手持ちの材料で中継コネクタを挟んで配線していますが、同軸ケーブルの長さによる損失もさることながら、同軸コネクタの損失改善が重要だと初めて気づきました。

 コネクタはN型にしたいところですが使っている機材がM型なので、低損失の50Ω整合型M型コネクタに交換します。

 そして5D-FBケーブルの配線余長を調整したところ、中継コネクタを使わなくてもよくなりました。(図をクリックで拡大表示)

 これらの改善により以前と比べると送受信レベルが上がりましたが、安定したQSOのためには更なるレベルアップが必要なようです。(たかが1dB、されど1dB・・・苦)

 

 
 

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