飛騨は山の中、直接波通信は不可能
【地理院地図の断面図作成ツールは最強】

飛騨では複数の山を隔てた局との430MHz通信は、山岳反射が効率よく働かないと交信できません。
当局の環境も山々に囲まれており、これまでは限られたローカル局との連絡用に甘んじてきましたが、複数の山を隔てた隣の市のOMさんと安定したQSOをしたいと思い、山岳反射にチャレンジしています。
相手のOMさんの環境も大きな山々に囲まれており、北方面へのルートは「南西方向の船山反射」がピンポイントで見つかったとのことです。
Googleマップの地形図(クリックで拡大)で見た飛騨ですが、今更ながら山の中です。
その船山反射を直接捉えることができれば一番良いのですが、「地理院地図 電子国土Web」で作った平面図(クリックで拡大)で線を引いてみると、当局の近くの山で遮られており、実際に南方向にアンテナを向けてみても何も受信できません。

当局から数km北のOMさんからは「南東方向に乗鞍岳3026m」が見えるため、乗鞍反射で1エリアから4エリア方面までQSOできるとのことです。(あーうらやましい)

船山反射方向の断面図ですが、手前の山で遮られています。

東方向に見えている山が大雨見山1336mだと思っていましたが、断面図から違うことが分かりました。
地理院地図上で東西南北方向の断面図をたくさん試してみた結果、二次的に乗鞍反射が使えそうな山(クリックで拡大)が見つかりました。
このサイトは非常に便利で、2つの地点を指定してやると断面図が作成され、どの山が遮っているのか一目瞭然に分かるのです。

東方向の荒城郷の山1217mの断面図です。
荒城郷の山1217mから乗鞍岳へは完全なる見通しです。
そうはいっても、荒城郷反射⇒乗鞍反射⇒船山反射という3次反射の電波は想像以上に減衰しており、安定した回線にするためには、アンテナからトランシーバーまでのシステム改善が必要なようです。(苦)
【地理院地図の断面図作成ツールは最強】

飛騨では複数の山を隔てた局との430MHz通信は、山岳反射が効率よく働かないと交信できません。
当局の環境も山々に囲まれており、これまでは限られたローカル局との連絡用に甘んじてきましたが、複数の山を隔てた隣の市のOMさんと安定したQSOをしたいと思い、山岳反射にチャレンジしています。
相手のOMさんの環境も大きな山々に囲まれており、北方面へのルートは「南西方向の船山反射」がピンポイントで見つかったとのことです。
Googleマップの地形図(クリックで拡大)で見た飛騨ですが、今更ながら山の中です。
その船山反射を直接捉えることができれば一番良いのですが、「地理院地図 電子国土Web」で作った平面図(クリックで拡大)で線を引いてみると、当局の近くの山で遮られており、実際に南方向にアンテナを向けてみても何も受信できません。

当局から数km北のOMさんからは「南東方向に乗鞍岳3026m」が見えるため、乗鞍反射で1エリアから4エリア方面までQSOできるとのことです。(あーうらやましい)

船山反射方向の断面図ですが、手前の山で遮られています。

東方向に見えている山が大雨見山1336mだと思っていましたが、断面図から違うことが分かりました。
地理院地図上で東西南北方向の断面図をたくさん試してみた結果、二次的に乗鞍反射が使えそうな山(クリックで拡大)が見つかりました。
このサイトは非常に便利で、2つの地点を指定してやると断面図が作成され、どの山が遮っているのか一目瞭然に分かるのです。

東方向の荒城郷の山1217mの断面図です。

荒城郷の山1217mから乗鞍岳へは完全なる見通しです。
そうはいっても、荒城郷反射⇒乗鞍反射⇒船山反射という3次反射の電波は想像以上に減衰しており、安定した回線にするためには、アンテナからトランシーバーまでのシステム改善が必要なようです。(苦)
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