アンテナ測定器 その6【7MHzバンド拡張】

<2009年03月29日>
【珍しく早めの対応】


 久しぶりの無線ネタ?
 年度末や〇〇給付金対応に追われているうちに、7MHzバンドが拡張されることなどすっかり忘れていた。
 もっとも、ハイバンドがいまいちなので、国内通信用にと簡単に張ったDPなので意識していなかったのだが。

 土曜日の夕方、珍しくワッチしてみるとCQ WW WPXコンテストでバンドが賑わっていた。
 7100KHz以上を聞いてみると、こんな簡単なアンテナでもDXが聞こえるではないか。

 バンド拡張を思い出し、ネットを検索してみると3月30日から解禁とある。
 ということは、明日、日曜日の夜中からではないか。

 思い立ったが・・・で、日曜の朝、向かおうとしたのだが外は小雪が舞っていた。
 屋根が濡れているので、滑って落ちでもしたら、たかが趣味でと笑われもしよう。
 ここは逸る気持ちを抑えて、お日様が上がって屋根が乾いてから、ゆっくりやろう。

AZ1-HF
 本当は、給電部の根元で測定すべきなのだが、屋根に上がってみるとけっこう寒い。
 ちょっと手を抜いて、シャックで測定。

 最初は、測定周波数がふらつくのでおかしいなと思っていたら、発振部にダミーを付けるのを忘れていた。

 再測定の結果、うまい具合にバンドの中心に同調点が来ている。


MFJ-259B
 こちらでは、SWRを測定。
 電波を出さずにバンド内の状態が分かるのは本当に便利だ。

 SWRの最低点も、AZ1−HFの同調点と合っている。



Freq7.007.037.057.087.107.137.157.187.20
SWR1.71.51.41.21.11.11.31.41.5


DPヒゲ調整 エレメントの長さをいったん短くして、微調整は末端のヒゲで行うことにした。
 ヒゲなしの状態では同調点が7165KHzと高めであったので、ヒゲの長さを逆算し10cmにしてみると、ちょうど7100KHzまで下がり、2回の調整で完了となった。
 ラッキー。



バラン
 ついでに、バラン周りの防水処理を確認。
 


  
 春なので気分転換にスタイルシートを変えてみたが、コンディションは本当に上がるのだろうか。
 一説では、暗黒の時間が長く続くかもしれないと。
 せっかくQRVしたのに・・・

 これから7MHzはどんな使われ方をするのだろう。
 それにしても海外放送局が多過ぎる。
 なんとかならないのかなあ。

 しかし、ありがたいことに【JST−135】は、手を加えなくてもそのまま使える。
 早速、拡張後に電波を出してみよう。・・・


 

 
 

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